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モウリーニョ「人々は私だけ他の監督とは違う目で見てくる」

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ジョゼ・モウリーニョ監督に対する風当たりは厳しい

 トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、自身に対する風当たりが常に他の指導者よりも厳しいと感じているようだ。

 これまでにポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブを率い、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)や国内タイトルなど数々のトロフィーを獲得してきた名将は、2019年11月からトッテナム指揮官に就任している。

 トッテナムでは自身が指揮したプレミアリーグ24試合で12勝を記録しており、この間、より多くの勝ち点を積み重ねたのはマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティ、リバプールの3クラブのみ。一時14位に落ち込んだチームを7位まで上昇させているが、「人々は私だけ他の監督とは違う目で見てくる」とイギリス『スカイスポーツ』で口にし、自身が正当な評価を得ることができていないと不満を吐露した。

「他の多くの監督に期待されていないことを私が期待されていることは知っている。多くの意見を見るわけではないが、質問される内容でそう感じることがある」

「この前の試合でも先発外の選手について問われた。ローテーションはビッグクラブでよくあることで、他の監督が率いていた時でも主力をベンチに置く決定をすることはあるだろう。それは他の監督の時は問題にしないのに、私に対してはプレーしない選手について尋ねてくる」

「トッテナムでは例えばルーカス・モウラ、エリク・ラメラ、ステーフェン・ベルフワイン、ソン・フンミンが全員起用可能な状況だとして一人をはずすことになれば、そのはずれた選手について尋ねられてしまう。そういったところでも感じるよ」

 トッテナムは今季、すでに欧州CL出場圏内でのフィニッシュの可能性はなくなっている。それでも、モウリーニョ監督は、「私とスタッフはしっかりと中から分析している。ここまでは次に向けて、このクラブにおける経験と知識を蓄えてきた」とコメント。来シーズンのさらなる上昇に向けて自信を示した。

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