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ユベントスで8度目のセリエA制覇に…ボヌッチ「今年のスクデットが最も難しかった」

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ユベントスDFレオナルド・ボヌッチ

 ユベントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、26日のサンプドリア戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、チームの9連覇を喜んだ。

 ユベントスは26日、日本代表DF吉田麻也が所属するサンプドリアと対戦。FWクリスティアーノ・ロナウドらの得点により0-2と下すと、2試合を残して2位インテルに7ポイントの差をつけ、リーグ9連覇を決めた。シーズン開幕直後に長期離脱した主将DFジョルジョ・キエッリーニに代わり、キャプテンマークを巻いてチームを鼓舞してきたボヌッチは、新型コロナウイルスの影響による3か月間のリーグ中断を振り返りつつ、自身の心境を明かした。

「あの3か月間に世界が経験したことを考えてしまう。僕らだけでなく、みんなにとって、再び頭を切り替えて再スタートするのは難しいことだった。僕らはこのスクデットの獲得を目指して苦しみに耐えた。僕ら自身だけのためではなく、クラブやファンのみんな、それにあの3か月間にこの世を去り、天国から僕らを応援してくれた人たちに喜んでもらえるように自分たちの全力を尽くした」

 2010-11シーズンからユベントスに所属し、長年にわたってチームの主軸として貢献してきたボヌッチ。2017-18シーズンにミランで1年間を過ごしたとは言え、自身にとってユベントスで8回目のスクデットとなった。

「今年のスクデットが素晴らしく感じるのは、最も難しかったからだと思う。新たな哲学の下で新たなサイクルが始まり、思ったようなパフォーマンスができないこともあった。多くの困難に見舞われ、外部からは懐疑的な声も多く聞こえたが、それでも僕らは毎試合、自分たちの持てる力を出し続けた。会長らは僕らが全力を尽くせるよう鼓舞してくれた。このユニフォームに袖を通しているときは、決してしり込みしてはならないからね。中身の濃い1年間だったよ」

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