beacon

サンチョの残留を改めて強調…“駆け引きの一環“との見方にドルトムントCEOが反論

このエントリーをはてなブックマークに追加

CEOがFWジェイドン・サンチョの残留を改めて強調

 ドルトムントは、今夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョを手放すことはないようだ。クラブのハンス・ヨアヒム・バツケCEO(最高経営責任者)が改めて同選手の残留を強調した。

 かねてよりマンチェスター・ユナイテッドからの強い興味が伝えられ、今夏の移籍が取り沙汰されていたサンチョ。ドルトムント側はこれまで要求額1億2000万ユーロ(約150億円)を満たすオファーがスイス合宿に向かう今月10日の期日まで届かなかった場合、交渉を拒否する構えを取っていた。そして、その10日には1年前に2022年までとされていた同選手との契約を2023年までに延長していたことを明かしている。さらに、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が「ジェイドンは新シーズンはうちでプレーする。この決定は絶対的なものだ」と強調していた。

 一方イギリスメディアの一部では、今夏の移籍市場が10月まで開いている以上、これらドルトムント側の主張を「駆け引きの一環」とする声も。サンチョが今夏にユナイテッドに渡る可能性は残っていると予想する声も多かった。しかし、この件について今度はドルトムントのヴァツケCEOがドイツ『RTL』のインタビューで否定している。

「我々はベストファーレン地方の人間だ。ミヒャエル・ツォルクSDが月曜日(10日)の説明で用いたとおりの言葉づかいを選択することで、(内部で)折り合いをつけている。ベストファーレンの人間が『絶対』と話せば『絶対』を意味すると考えていい。ジェイドンは2020-21シーズンはうちでプレーし、これには解釈の余地はない」

 ドルトムントは、過去にはFWロベルト・レバンドフスキやMFイルカイ・ギュンドアン、FWウスマン・デンベレやFWピエール・エメリク・オーバメヤンなど複数の主力組選手の流出を経験。しかし、これらのケースとは異なり、契約を3年残す上、将来的の母国への帰還を示唆するも具体的な移籍の希望をこれまで口にしていないサンチョに関しては、クラブも多少有利な状況と言えるかもしれない。

●プレミアリーグ2019-20特集
●ブンデスリーガ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP