バルセロナの新監督候補に米MLSモントリオール監督の元フランス代表ティエリ・アンリ氏が浮上している。スペイン『アス』が報じた。

　バルセロナは14日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝でバイエルンに2-8で惨敗。12年ぶりの無冠が決定し、ジョセップ・マリア・バルトメウ会長は「いくつかの決定はすでに下されているが、他の決定は今後、数日間に下される。来週以降に発表されていく」と改革を示唆。キケ・セティエン監督解任が濃厚と見られている。

　セティエン氏の後任は元トッテナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏が本命と報じられているが、クラブOBのアンリ氏が有力候補者の一人に浮上。仏『フランス・フットボール』は「アンリとの接触も始まって​​いる」と報じた。

　アンリ氏は現役時代、3シーズンバルサに在籍し、公式戦121試合出場49得点。監督としては結果を残せていないにも関わらず、候補に浮上している。そのほか、オランダ代表監督のロナルド・クーマン氏、元ユベントス監督のマッシミリアノ・アレグリ氏、カタール1部アルサッド監督のシャビ氏らの名前が挙がっている。

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