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スールシャール監督は今季のマンUを「ファンタスティック。2月から成長できた」

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オーレ・グンナー・スールシャール監督が今季を振り返る

[8.16 EL準決勝 セビージャ2-1マンチェスター・U]

 マンチェスター・ユナイテッドは16日のヨーロッパリーグ(EL)準決勝でセビージャに1-2で敗戦。オーレ・グンナー・スールシャール監督は試合後、敗因を語っている。クラブ公式サイトが伝えた。

 2016-17シーズン以来の優勝を目指すユナイテッドは、前半9分にFWブルーノ・フェルナンデスのPKで先制。しかし同26分に追いつかれると、1-1で折り返した後半33分には失点を喫し、1-2で逆転負けを許した。

 スールシャール監督は、何度も訪れたチャンスを決め切れなかった部分にチームの若さを挙げる。「我々のチームは若い。相手よりも平均年齢が3歳も若い。今日の試合で、それが明らかになった場面もいくつか見られた」と語り、「今日の結果から学び、プレーを安定させる必要がある。ボールを取られ、プレスをかけてカウンターアタックからチャンスを作った場面は素晴らしかった」と選手をねぎらった。

 ユナイテッドは1月末から公式戦25試合で黒星はたった2つ。指揮官は「ファンタスティックだった」と今季を総括する。「ただ、敗退は残念だ。2月からだいぶ成長できた。選手たちとの仕事は楽しいが、シーズン終盤に彼らが心身ともに疲弊していた姿も見てきた」と過密日程による苦しい状況での戦いだったことを明かした。

 ユナイテッドは今季、1月のカラバオカップ準決勝ではマンチェスター・シティに、7月のFAカップ準決勝ではチェルシーに、そして今回のEL準決勝ではセビージャに敗戦。いずれもベスト4での敗退となった。スールシャール監督は「1シーズンで3度も準決勝に勝ち進んだことは今までなかった」と語りつつも「残念だ」と肩を落としている。

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