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バルサ会長がメッシ残留に自信「バイエルン戦の失望があったところで疑いはない」「楽観的になるべき」

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退団の可能性が報じられているFWリオネル・メッシ

 バルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長がFWリオネル・メッシの去就や新指揮官に関して語った。『バルサTV』のインタビュー内容をクラブ公式サイトが伝えている。

 バルセロナは14日にポルトガル・リスボンで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝でバイエルンと対戦し、2-8と歴史的な大敗を喫した。3年連続のベスト8敗退となり、12シーズンぶりの無冠が決定。クラブは17日にキケ・セティエン監督、18日にはスポーツ・ディレクターのエリック・アビダル氏の退任を発表した。さらにエースのメッシも、退団の可能性が報じられている。

 バルトメウ会長はまず新指揮官について、オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が就任することを明言。「もし何事も起こらなければ、クーマンが来季のバルサの監督になるだろう。私たちは彼の人柄も考え方も知っているし、経験があることも知っている。その哲学をよく分かっているし、バルサのスタイルを信じている。だからこそ、選ばれている」と述べ、そのクーマン氏の来季構想にはもちろんメッシが入っていると語った。

「メッシは何度もバルサでキャリアを終えたいと言っていた。クーマンは、メッシはプロジェクトの柱だと言った」

「メッシとは2021年まで契約を結んでいる。選手と彼の父親とは定期的に話す。リスボンでの失望があったところで、その点に疑いはないし、次の新しいプロジェクトに期待している。メッシは世界一の選手であり続けているし、その選手を私たちは手にしているんだ」

「メッシ自身とは話していないが、彼の父親とは話した。あの試合は過去のものだ。楽観的にならなければならない。立ち上がり、頑張り、期待感を生み出さなければならない。サイクルは終わり、別のサイクルが始まるが、それはレオ・メッシ時代の中にある」

 17日には次回の会長選挙が2021年3月15日以降の最初の試合日に行われることが発表された。バルトメウ会長は「リーガは5週間以内に開始する。選挙を早めたくなかったのはパンデミックがあるからだ」と説明。「この形で去るのは、あまりにも無責任な形だろう。私たちは新たなフロントに落ち着いて移行できる。内部で議論があり、反省が行われ、全員が合意している」と話した。

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