ドルトムントは19日、レアル・マドリーMFヘイニエルの期限付き移籍加入を発表した。なお、期限付き移籍期間は22年6月30日までの2シーズンとなる。

　02年1月19日生まれの18歳はフラメンゴの下部組織で育ち、19年にはリーグ戦とコパ・リベルタドーレスの2冠を経験。20年1月にレアルへの移籍が発表された。身長185センチの恵まれた体格とフィジカルコンタクトの強さを活かしたドリブル突破、正確なパスや冷静なフィニッシュも魅力的で、スペイン『マルカ』は「(元ブラジル代表MF)カカに似た才能のあるプレイヤー」であると紹介していた。

　ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは「ヘイニエルは非常に大きな才能を持っており、複数のポジションをこなすことができる。2年以上、彼のことを追ってきた。卓越した技術に加え、フィジカル的にも強い選手で、我々の新たなオプションとなってくれる」と評価。

　ヘイニエル自身もクラブを通じ、「若手の育成で有名なクラブであるドルトムントに来られて嬉しいです。多くを学んで多くの試合に出場してチームの手助けになりたい。素晴らしい経験ができることを願っています」とコメントしている。

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