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中島翔哉がポルトで挽回のチャンスか…現地メディア「初日からさらなるコミットメントが求められる」

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MF中島翔哉がポルトで挽回のチャンスか

 MF中島翔哉が新シーズンを前にポルトから挽回のチャンスを与えられたようだ。ポルトガル『O Jogo』が伝えた。

 昨夏に1200万ユーロ(当時約15億円)でカタールのアルドゥハイルからポルトに加入した中島。序盤は適応に苦しむものの、12月以降はチームに馴染み、セルジオ・コンセイソン監督の信頼を得ていたが、新型コロナウイルスによる中断で状況は一転。同選手は感染への懸念から5月から再開されたチーム練習への合流を見送り、以降公式戦への出場はおろか、ベンチ入りすらできないままシーズンを終えた。

 日本代表MFの決断にコンセイソン監督が不満を募らせると報じられており、去就問題に発展する可能性も指摘されていた。しかし、中島はシーズン終了後にコーチ陣やチームメイトに離脱が続いた理由を説明し、理解を得られたことで、状況が改善しつつあるとポルトガル『Record』が伝えていた。

 そして『O Jogo』が21日に報じたところによると、現在家族とともに日本に一時帰国する中島には、ポルトからコンセイソン監督の信頼を再び掴むためのチャンスが与えられた模様。シーズン終盤で頑なな姿勢を見せてきたポルトガル人指揮官をはじめ、チームメイトや首脳陣を納得させるために、チームに再合流する月曜日からさらなるコミットメントが求められるようだ。

 先日に『Transfermarkt.de』が更新したデータによると、中島の市場価値は新型コロナウイルスによるプレー時間ゼロなどが響き、アルドゥハイルに加入した2019年1月から15か月間で50%以上も下落。それでも、ポルトのピント・ダ・コスタ会長や守護神アグスティン・マルチェシンは、新シーズンの活躍を期待するコメントを残していた。

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