beacon

デ・ブルイネの第一印象は最悪だったとコンパニが告白

このエントリーをはてなブックマークに追加

ビンセント・コンパニケビン・デ・ブライネの第一印象を語った

 アンデルレヒトの監督を務める元ベルギー代表ビンセント・コンパニ氏が、マンチェスター・シティで同僚だったMFケビン・デ・ブライネの第一印象を明かした。英『ミラー』が伝えている。

 2015年に5,400万ポンドでシティに加入したデ・ブルイネは昨シーズン、公式戦で16ゴール23アシストという圧巻の活躍を見せ、PFA年間最優秀選手賞を受賞した。シティの選手として初の受賞者となった29歳は世界最高のミッドフィルダーとして広く捉えられている。

 そんなスーパースターと共にシティ、ベルギー代表の両チームでプレーしたシティの元主将コンパニが言及。デ・ブルイネのドキュメンタリー『メイド・イン・ベルギー』のなかで、10代の頃に国際大会に招集されたデ・ブルイネの第一印象は最悪だったと告白している。

「彼は非常に若いときに代表チームに入ってきたが、そのときは良い印象を持っていなかった」

「彼はただ不平不満を言っているだけに思ったし、試合に出たときも求められていないことをたくさんやろうとしていた。私は残念だと言ったよ。チームにはもっと才能のある選手が欲しかったから」

「とにかく時間が経ち、いろいろなことが起きたが、いつの間にか彼は私たちのなかで最高の選手になっていた。ずっと私がそう思っていたようにね(笑)」

「彼には切れ味がある。彼が18歳のときの代表初招集のときは、多分そこがうまく働かなかったのだろうと思う」

「切れ味があるのに、あのときはピッチ上で良いパフォーマンスを出せなかった。そりゃあ『そんなに切れ味があるのに、パフォーマンスは良くない。どういうことだ?』ってなる」

「だけど後になって、それが彼の本当の強さだと気づくんだ。彼は何をするにも切れ味があって、ちょっとずる賢いところがあり、体を張ることもいとわない」

「ケビンの能力を最大限に引き出すためには、ある種のやり方でプレーする必要がある。つまり攻撃志向のチームでなければ、彼の能力を最大限に引き出すことはできない」

「だからケビンがシティに来て、ペップと出会ったことは、彼にとっては完璧だった。もしペップと一緒にやっていなければ、彼のキャリアを最大限に生かすことはできなかっただろう」

●プレミアリーグ2020-21特集

TOP