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オーバメヤンがアーセナル残留を決めた2つの理由「その言葉が響いた」

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FWピエール・エメリク・オーバメヤンがアーセナル残留を決めた2つの理由は…

 アーセナルのキャプテンFWピエール・エメリク・オーバメヤンは、契約を更新することになった2つの理由について言及した。英『ミラー』が伝えている。

 オーバメヤンは18年1月にドルトムントからアーセナルに移籍。シーズン途中の加入ながらもプレミアリーグ13試合10得点を記録すると、翌シーズンは36試合22得点でFWサディオ・マネ、FWモハメド・サラーとともに得点王に輝いた。昨季も36試合22得点と躍動し、8月1日に行われたFA杯決勝では2ゴールを奪い、チームをFA杯優勝&新シーズンのヨーロッパリーグ出場へと導いた。

 アーセナルとの契約は21年6月までだったが、なかなか更新に至らず、数か月に渡って去就が注目されてきたオーバメヤンはついに3年間の新契約を締結。シーズン終了後にクラブを去るのではないかという不安を一蹴した。残留を決めた理由について、ミケル・アルテタ監督の存在、ロンドン北部での思い出が決め手になったと語っている。

「2つの要素が僕をここに残らせた」と『スカイスポーツ』に語ったオーバメヤン。「まずはミケル・アルテタ監督の存在だ。彼がここに来てから、多くのポジティブさと新しい哲学がもたらされた。それは重要な点だった。というのも、僕のスタイルにマッチしていたし、彼と一緒なら成長できると感じたから」と一つ目の理由を語り、次のように続けた。

「そして、ファンやクラブ全体から受ける愛も、残留を決めるうえで重要な要素だった」

「みんなが僕に対してとてもよく接してくれて、アットホームだと感じた。だからこそ残ったんだ」

「ロックダウン中に話をして、試合について話すことになったんだけど、彼(アルテタ監督)は『いいよ忘れて。これからの話をしよう』と言ってくれて、僕が何をしたいのかを聞いてくれた」

「僕は『あなたが来てから、僕は成長しているし、サッカー哲学もすごく素敵だから、僕はここに残りたいと思う』みたいな感じで話したんだ。そうしたら、彼は『もしここに残れば、ここで伝説を残すことができると思う。でもそれは君次第であり、君が何をしたいかにかかっている』と伝えてくれた」

「もちろん、トロフィーを獲得するためにビッグクラブに行くこともできる。だけど君なら、この偉大なクラブで歴史をつくれる、と言ってくれたんだ」

「その言葉が響いたよ。その会話をしたあと、『わかった。僕のなかで整理がついたよ。僕はただここに残りたい。それだけだ』と答えた」

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