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負傷者も出したバルサ、ラキティッチ帰還のセビージャとドローで連勝ストップ

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バルセロナとセビージャは1-1のドロー

[10.4 ラ・リーガ第5節 バルセロナ1-1セビージャ]

 ラ・リーガ第5節が4日に行われ、バルセロナはホームでセビージャと1-1で引き分けた。前半8分にセビージャのFWルーク・デ・ヨングに先制点を許したが、同10分にMFコウチーニョが同点弾を奪取。逆転には至らず、今季初戦からの連勝は2で止まった。

 ロナルド・クーマン監督率いるバルセロナは、前節セルタ戦(○3-0)からスタメン1人を変更。同試合で退場したDFクレマン・ラングレの代役としてDFロナルド・アラウホが起用された。フォーメーションは引き続き4-2-3-1を採用。GKネトがゴールを守り、最終ラインは右からDFセルジ・ロベルト、アラウホ、DFジェラール・ピケ、DFジョルディ・アルバが並んだ。中盤はMFセルヒオ・ブスケツとMFフレンキー・デ・ヨングがダブルボランチを組み、2列目は右からFWアントワーヌ・グリーズマン、コウチーニョ、FWアンス・ファティ。1トップにはFWリオネル・メッシが入った。

 一方、フレン・ロペテギ監督がベンチ入り停止のセビージャは4-3-3の布陣。昨季までバルセロナで6シーズンを過ごし、今季からセビージャに復帰したMFイバン・ラキティッチはインサイドハーフで先発出場した。

 カンプ・ノウでのリーガは2002年以来、勝利を挙げていないセビージャだったが、前半8分に先制する。左CKのショートコーナーからMFスソがファティを振り切り、PA左脇のゴールライン際から左足でクロス。DFジュール・クンデがS・ロベルトと競ってボールがこぼれると、L・デ・ヨングが左足で思い切りシュートを放ち、GKネトの手を弾いたボールがゴールの天井に突き刺さった。

 しかしバルセロナは動じることなく、前半10分に取り返す。中盤に降りたメッシがコウチーニョからフリーでボールをもらい、左足で浮き球のスルーパス。PA内左にJ・アルバが駆け上がると、MFヘスス・ナバスがクリアミスしたボールが中央に流れ、走り込んだコウチーニョが右足でネットを揺らした。

 1-1で前半を折り返し、後半は立ち上がりからイーブンの展開が続く。互いに2枚の交代カードを切って迎えた後半19分には、セビージャの途中出場FWユセフ・アン・ネシリがPA内左に切れ込み、中央へのパスがアラウホの右足に当たってゴール方向へ。バルセロナにとってはヒヤリとする場面だったが、クロスバーに助けられた。

 バルセロナは逆転を目指す中、後半29分にJ・アルバが負傷でピッチを去るアクシデント。同30分に新天地デビューとなる元アヤックスDFセルジーニョ・デストが送り出され、同時間にコウチーニョとMFミラレム・ピャニッチの交代も行った。だが、最後まで2点目は奪えず、1-1で試合終了。初陣からの3連勝を逃した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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