マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)に反論している。

　今夏の移籍市場では最終日までドニー・ファン・デ・ベーク1人の獲得に留まり、長く追い続けていたドルトムントFWジェイドン・サンチョの獲得に失敗したマンチェスター・U。最終日にエディンソン・カバーニら4選手を補強したが、移籍市場期間中の動きにはOBや解説陣、ファンからも批判の声が上がっている。

　そんなマンチェスター・Uについて、モンチSDは『テレグラフ』のインタビューで「世界トップ5のクラブがフットボール・ディレクターを置かないことが理解できない。今や不可欠なポジションだ」と、現代では当たり前となったフットボール・ディレクター職を置かないことに疑問を呈していた。

　すると、モンチSDに対してスールシャール監督が反論。クラブ方針に対する外部からの声には興味がないと語った。

「自分たちがどれだけうまく運営しているのか、それを話したがる人間はいつもいる。どうプレーするか、運営するかという点で、我々は異なる見解を持っている」

「我々のクラブは素晴らしい人たちによって運営されている。どのように物事を進めているのか、評価しているのかは、周りの人間が知らない舞台裏で話し合われていることだ」

「フットボール・ディレクターが必要かどうかは私が言うことではない。今のところ我々は現在の体制で仕事を続けていて、昨シーズンの結果を見れば大きな改善があったと感じている。今シーズンもそれが続いていくことを期待したい」

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