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「妥協の考えや一定のラインがあった」ドルトムントCEOがサンチョの移籍破談に言及

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ドルトムントMFジェイドン・サンチョ

 ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケCEOは、MFジェイドン・サンチョ獲得を目指したマンチェスター・ユナイテッドが状況を見誤っていたと話した。

 今夏の移籍市場で去就が注目されたサンチョ。マンチェスター・Uが同選手をメインターゲットにすると報じられ続け、最後まで獲得を目指していたが、ドルトムントの首を縦に振らすことができないまま移籍市場は幕を閉じた。

 マンチェスター・Uがドルトムントの要求額である1億2000万ユーロ(約148億円)を満たすオファーを提示できなかったことが合意に至らなかった理由とされており、仮にプレミアリーグのクラブがこの額を提示すれば、サンチョの移籍を許可していた可能性があったと先日に同クラブのスポーティングディレクターを務めるミヒャエル・ツォルク氏が明かしていた。

 そんな中、バツケ氏はドイツ『ZDF』でマンチェスター・Uのサンチョへのアプローチに関して「彼らはこの状況を見誤っていた。我々には妥協する考えがあり、一定の明確なラインを設けていた」と今夏のクラブのスタンスを明かし、将来的な移籍の可能性についても言及した。

「それでも、このやり取りは来夏にも続けられることになるだろう。この業界では、選手が完全に非売品ということなどできない。確かに、春にはサンチョが出て行くと大きく伝えられていたが、彼はまだここにいる。私たちと彼の間には合意があり、それは今夏に出て行くというようなものではなかった」

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