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ビジャレアルが完封勝利で暫定3位浮上! 途中出場の久保建英はGKとの1対1決め切れず

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ピッチに立つ前、ウナイ・エメリ監督の指示を受けるMF久保建英

[11.2 ラ・リーガ第8節 ビジャレアル2-0バジャドリー]

 ラ・リーガは2日、第8節を各地で行い、MF久保建英所属のビジャレアルバジャドリーを2-0で破った。上位陣の試合数には差が出ているが、ビジャレアルは全8試合消化で暫定3位に浮上。久保は公式戦4試合ぶりのベンチスタートで後半19分から出場した。

 直近の公式戦ではUEFAヨーロッパリーグ2試合を含めて3試合連続で先発していた久保だが、この日はベンチスタート。それでもチームは今季未勝利で最下位に沈むバジャドリーを相手に得点を重ねた。

 まずは前半21分、左サイドを駆け上がったDFアルフォンソ・ペドラサのグラウンダークロスにMFサミュエル・チュクウェゼがダイレクトで合わせて先制。さらに37分、MFモイ・ゴメスの左CKをニアに飛び込んだFWパコ・アルカセルが頭でフリックすると、DFパウ・トーレスがワンタッチで押し込み、リードを2点に広げた。

 2-0で迎えた後半19分、ついに久保がチュクウェゼとの交代で登場。直後にはM・ゴメスのFKからFWジェラール・モレノが頭で押し込んだが、競り合いの際に相手を押していたとして、VARの介入を経てゴールは取り消された。26分、久保はDFラウール・カルメロ・ガルシアの悪質なチャージを受けるも、負傷は避けられた。

 試合はその後、オープンな展開となり、間延びした中盤で久保が絞ってボールを受ける場面が頻発。32分にはP・アルカセルに惜しいスルーパスも通すと、トップ下に移った39分にはFWカルロス・バッカのスルーパスからGKと1対1のチャンスを迎えた。だが、このシュートはGKジョルディ・マシップがスーパーセーブ。絶好のチャンスを逃し、移籍後リーグ戦初ゴールとはならなかった。

 チームはその後、前半低調だったバジャドリーに次々にチャンスをつくられる苦しい展開となったが、最後まで失点は阻止。2試合連続のクリーンシートで2試合ぶりの白星を収めた。ビジャレアルは5日にELのマッカビ・テル・アビブ(イスラエル)戦、8日にリーガ次節のヘタフェ戦を控えている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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