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指揮官ガットゥーゾ、敵地で逆転勝利もハーフタイム時に激怒「血管から血が吹き出すところだった」

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 ナポリ指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾはHNKリエカ戦のハーフタイムで、チームの不甲斐なさに激怒した模様だ。

 現地時間5日、ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第3節でナポリは敵地でHNKリエカと激突。13分にリエカが先行するも、ナポリは43分にディエゴ・デンメが同点弾を叩き込み、後半の62分には相手のOGにより1-2と試合をひっくり返して勝ち点3を手にした。

 これでナポリは初戦を落としてから2連勝を飾り、2勝1敗で勝ち点6。グループ2位に付けている。だがガットゥーゾ監督は前半のプレーぶりについて、激怒したという。『Sky Sports Italia』に対して語っている。

 「簡単な試合になるとは思っていなかった。(レアル)ソシエダもリエカ戦では苦労していたからね。(第1節のリエカvsソシエダでは)93分にやっとソシエダが先制ゴールを決めた、ということも把握していたんだ。彼らが引いて守り、カウンターを仕掛けてくることはわかっていた。最初の30~35分までは何度も良い形で速攻を許し、とても驚異的だった」

「我々は観光のためにクロアチアまで来たわけではない。ハーフタイムでは選手たちに腹を立てたよ。あまりにも多くの危険な場面があったからね。折り返してからはある程度安定したが、選手たちが前半見せた過ちを受け入れるわけにはいかない。ナポリはそんな余裕があるチームだと思っていないからね」

 ガットゥーゾは「これは昔から続いている問題だ。ナポリは常に安定して力を発揮するチームに改善させるべきだと認識している。平手打ちをしなければ目が覚めないようなチームは望んでいない。いつも安定したパフォーマンスを発揮できる状態でなければ」と述べた。

 記者からハーフタイム時にどれだけ怒ったのかと問われると次のように返している。

「ブチ切れて危うく血管から血が吹き出すところだったよ。それは健康上良くないことだ。このゲームをどうコントロールすべきか、選手たちもその状況は十分にわかっておくべきだった。だが、その意識を選手たち全員に共有できなかったという点については私の責任でもある」

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