メッシ投入後に爆発したバルサ、10人ベティスを5発撃破で5戦ぶり白星! エースの魔法でグリエーズマンの“呪い”も解ける
[11.7 ラ・リーガ第9節 バルセロナ5-2ベティス]
ラ・リーガ第9節が7日に開催され、バルセロナはホームでベティスに5-2で勝利した。リーガでの白星は10月1日の第4節セルタ戦(○3-0)以来、5試合ぶりとなっている。
バルセロナはシーズン開始から公式戦全9試合にフルタイム出場していたFWリオネル・メッシが今季初のベンチスタート。前線の並びは2列目が右からFWウスマン・デンベレ、FWアントワーヌ・グリーズマン、MFペドリとなり、1トップにはFWアンス・ファティが配置された。また、ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で戦列復帰していたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがスタメン入り。今季リーガ初出場を果たした。
リーガでは6試合を消化して2勝2分2敗(勝ち点8)の暫定12位と、波に乗れていないバルセロナ。前半5分、PA内右のファティがマイナスにパスを出し、PA内中央でフリーとなっていたグリエーズマンがワントラップから左足でシュートを放つが、わずかにゴール左へ外れる。同8分にベティスの左CKからMFウィリアム・カルバーリョに許した決定的なヘディングをテア・シュテーゲンが見事に止めると、同11分には再びバルセロナに絶好機。カウンターからグリエーズマンがドリブルで駆け上がり、PA内に入ったところで左足のシュートに持ち込む。しかし、右ポストのぎりぎり外側を通過した。
それでもバルセロナは前半22分に均衡を破る。グリエーズマンが中央から右へパスを出し、PA内に進入したデンベレが切り返しから左足を強振。目の覚めるようなシュートがゴール左上に突き刺さり、今季リーガ初得点を挙げた。
さらに前半26分、ファティのパスをペドリがヒールで流し、PA内中央で反応したグリエーズマンが左足でダイレクトシュート。だが、左ポストをかすめて枠を外れる。同31分には、左サイドからのクロスにPA内で合わせようとしたファティがファウルを受け、PKを獲得。同33分、PKキッカーを担ったグリエーズマンが左足でゴール左を狙うが、GKクラウディオ・ブラボにセーブされてしまった。
すると前半アディショナルタイム2分、ベティスのカウンターから左サイドのFWクリスティアン・テージョが折り返し、PA内中央に流れたボールをFWアントニオ・サナブリアが右足で蹴り込む。バルセロナは1-1と同点に追いつかれて前半を終えた。
バルセロナはハーフタイム明けからファティを下げ、メッシを投入。そのまま最前線に入ると、温存されていたエースはすぐに仕事を果たす。
後半4分、MFフレンキー・デ・ヨングのスルーパスからDFジョルディ・アルバが左サイドをオーバーラップし、ダイレクトでグラウンダーのクロスを送る。ニアに走り込んだメッシは複数のマークとGKブラボの飛び出しを受ける中、スルーを選択。その奥で完全にフリーとなったグリエーズマンが無人のゴールに左足で流し込んだ。
前半はことごとくチャンスを逃していたグリエーズマン。メッシのお膳立てからついにネットを揺らし、今季2得点目を記録した。
後半13分にはデンベレのシュートがゴールライン上にいたDFアイサ・マンディの右腕を直撃。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経て、同15分にPK判定となる。マンディはこのプレーでレッドカードを受けた。同16分にPKキッカーを務めたのはメッシ。左足でゴール右上を狙ったシュートはGKブラボに読まれていたが、強烈なボールスピードと完璧なコースによって、触られることなくネットに突き刺さった。
10人のベティスは後半28分、左サイドをえぐったDFアレックス・モレノの折り返しからFWロレンソ・モロンが右足で蹴り込み、1点差に迫る。だが、同37分に右サイドのメッシがDFセルジ・ロベルトに預けてPA内右へランニング。ヒールでのリターンパスをフリーで受けると、角度のない位置から左足で豪快に蹴り込み、4-2とリードを広げた。
続けて後半45分、S・ロベルトがPA内右から送ったグラウンダーの高速クロスを大外のペドリが滑りながらプッシュし、決定的な5点目を奪取。そのまま逃げ切ったバルセロナが5-2の大勝を飾った。
●ラ・リーガ2020-21特集
ラ・リーガ第9節が7日に開催され、バルセロナはホームでベティスに5-2で勝利した。リーガでの白星は10月1日の第4節セルタ戦(○3-0)以来、5試合ぶりとなっている。
バルセロナはシーズン開始から公式戦全9試合にフルタイム出場していたFWリオネル・メッシが今季初のベンチスタート。前線の並びは2列目が右からFWウスマン・デンベレ、FWアントワーヌ・グリーズマン、MFペドリとなり、1トップにはFWアンス・ファティが配置された。また、ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で戦列復帰していたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがスタメン入り。今季リーガ初出場を果たした。
リーガでは6試合を消化して2勝2分2敗(勝ち点8)の暫定12位と、波に乗れていないバルセロナ。前半5分、PA内右のファティがマイナスにパスを出し、PA内中央でフリーとなっていたグリエーズマンがワントラップから左足でシュートを放つが、わずかにゴール左へ外れる。同8分にベティスの左CKからMFウィリアム・カルバーリョに許した決定的なヘディングをテア・シュテーゲンが見事に止めると、同11分には再びバルセロナに絶好機。カウンターからグリエーズマンがドリブルで駆け上がり、PA内に入ったところで左足のシュートに持ち込む。しかし、右ポストのぎりぎり外側を通過した。
それでもバルセロナは前半22分に均衡を破る。グリエーズマンが中央から右へパスを出し、PA内に進入したデンベレが切り返しから左足を強振。目の覚めるようなシュートがゴール左上に突き刺さり、今季リーガ初得点を挙げた。
さらに前半26分、ファティのパスをペドリがヒールで流し、PA内中央で反応したグリエーズマンが左足でダイレクトシュート。だが、左ポストをかすめて枠を外れる。同31分には、左サイドからのクロスにPA内で合わせようとしたファティがファウルを受け、PKを獲得。同33分、PKキッカーを担ったグリエーズマンが左足でゴール左を狙うが、GKクラウディオ・ブラボにセーブされてしまった。
すると前半アディショナルタイム2分、ベティスのカウンターから左サイドのFWクリスティアン・テージョが折り返し、PA内中央に流れたボールをFWアントニオ・サナブリアが右足で蹴り込む。バルセロナは1-1と同点に追いつかれて前半を終えた。
バルセロナはハーフタイム明けからファティを下げ、メッシを投入。そのまま最前線に入ると、温存されていたエースはすぐに仕事を果たす。
後半4分、MFフレンキー・デ・ヨングのスルーパスからDFジョルディ・アルバが左サイドをオーバーラップし、ダイレクトでグラウンダーのクロスを送る。ニアに走り込んだメッシは複数のマークとGKブラボの飛び出しを受ける中、スルーを選択。その奥で完全にフリーとなったグリエーズマンが無人のゴールに左足で流し込んだ。
前半はことごとくチャンスを逃していたグリエーズマン。メッシのお膳立てからついにネットを揺らし、今季2得点目を記録した。
後半13分にはデンベレのシュートがゴールライン上にいたDFアイサ・マンディの右腕を直撃。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経て、同15分にPK判定となる。マンディはこのプレーでレッドカードを受けた。同16分にPKキッカーを務めたのはメッシ。左足でゴール右上を狙ったシュートはGKブラボに読まれていたが、強烈なボールスピードと完璧なコースによって、触られることなくネットに突き刺さった。
10人のベティスは後半28分、左サイドをえぐったDFアレックス・モレノの折り返しからFWロレンソ・モロンが右足で蹴り込み、1点差に迫る。だが、同37分に右サイドのメッシがDFセルジ・ロベルトに預けてPA内右へランニング。ヒールでのリターンパスをフリーで受けると、角度のない位置から左足で豪快に蹴り込み、4-2とリードを広げた。
続けて後半45分、S・ロベルトがPA内右から送ったグラウンダーの高速クロスを大外のペドリが滑りながらプッシュし、決定的な5点目を奪取。そのまま逃げ切ったバルセロナが5-2の大勝を飾った。
●ラ・リーガ2020-21特集
データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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