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ミラン、首位キープも指揮官ピオリ「ユーべやインテル、ナポリの方が我々より強い」

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ミランの指揮官ステファノ・ピオリが試合を振り返った

 ミランの指揮官ステファノ・ピオリが8日のベローナ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 首位ミランは8日、セリエA第7節においてベローナとホームで対戦。今シーズンの開幕戦でローマを3-0と下し、先月はユベントスと1-1で引き分けるなどビッグクラブ相手に力を発揮しているチームに対し、開始わずか20分で2点を追う展開となった。

 しかし、27分に相手のOGにより1点を返すと、66分のPKに失敗したFWズラタン・イブラヒモビッチが試合終了間際に同点弾を頭で叩き込み、2-2のドローに持ち込んだ。指揮官のピオリは過密日程を嘆きつつもチームを称えた。

「これほど多くの試合を行うと非常に消耗する。ベローナは数日間の準備をしているが、我々は仕上げ半分で試合に臨まなければならず、試合がより難しくなった。すぐに2点を追う展開になってしまったが素晴らしい反撃を見せてくれた。ベローナのGKの活躍もあり、より多くのゴールを挙げることはできなかったが、チームはあれほどのチャンスを作り出しており文句はほとんどない」

「我々は強いチームだがイタリアにはユベントスやインテル、ナポリといったより強いライバルがいる。選手たちは若いが成熟しており、最も困難な時期も乗り越えられるはずだ。リーグ戦では昨年を上回る順位を狙い、ヨーロッパリーグにおいても良い成績を残したい」

 ミラン指揮官は最後に、イブラヒモビッチに言及。「ズラタンが話していた通り、チームは疲れていた。彼は『勝てた試合なのでがっかりしている。休養が必要』と話していたが、幸運にも中断期間を迎える」と述べ、代表ウィーク明けに期待を寄せた。

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