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「僕が見ていた夢じゃない」エリクセンがインテルでの苦悩に嘆き

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現状を嘆いたMFクリスティアン・エリクセン

 MFクリスティアン・エリクセンインテルでの現状を嘆いた。

 今年1月の移籍市場で契約満了に近づく中、トッテナムからインテルに加入したエリクセン。スクデット奪還を目指すアントニオ・コンテ監督率いるチームに不可欠なピースと期待されていたが、プレミアリーグの舞台で見せていた創造性などは影を潜め、まだセリエAで大きなインパクトを残せていない。

 今季もここまで公式戦7試合でプレーするものの、リーグ戦の先発は3試合のみで、いずれも60分前後で途中交代となっている。さらに、レアル・マドリーやアタランタといった強豪との一戦では起用されず、ベンチを温めていた。イタリアの地で苦悩の時間を送る現状を受け、エリクセンは『TV2』で「僕が見ていた夢じゃない」と漏らし、不満を続けた。

「すべての選手が可能な限りプレーすることを望んでいるけど、誰がピッチに立つかはコーチが決めることだ。ファンは僕がプレーする姿をもっと見たいだろうし、僕もそう思っているから、不思議な状況だ。でも、コーチは異なる考えを持っていて、選手として僕はそれをリスペクトしなければいけない」

 さらに、限定的なプレー時間しか得られない状況が続くことになれば、デンマーク代表の司令塔は来年1月の移籍市場で再び新天地を求める可能性があることを否定しなかった。

「僕は僕のフットボールのことだけに集中している。そして、移籍市場が開いたとき、何か起きるかそれとも何も起きないか、僕たちはこれから目にすることになるだろうね」

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