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「彼は多くのレコードを破る」神童ムココ、伝説の始まりか。本日16歳の誕生日でデビュー可能に

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 ドルトムントに所属するU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココについて、同選手をU-16ドイツ代表時代に指導したミヒャエル・フェイシュテンベイナー氏が語った。

 ドルトムントのユースでゴールを量産し、プロ契約前から多くの注目を浴びてきたムココ。ドイツサッカーリーグ(DFL)が今春、2020-21シーズンより16歳からブンデスリーガ出場を認める規定を導入したため、20日に16歳の誕生日を迎えた同選手はデビュー可能な年齢となった。

 デビューへの期待が高まる中、U-16ドイツ代表時代に当時12歳だったムココを指導したフェイシュテンベイナー氏が『Goal』と『SPOX』の独占インタビューに応じ、「ユスファはブンデスリーガの多くのレコードを破ることになるだろう」と、その才能に太鼓判を押した。

 12歳当時のムココについて、フェイシュテンベイナー氏は「彼は普通の12歳のようではなかった。素晴らしい筋力とフィジカル、動きはコンパクト。2歳年上の選手とやるのが丁度いいと思えるほどで、望むようにゴールを挙げていくその姿は並外れていた」と絶賛。性格については「ただフットボールをプレーすることを望む心優しい普通の少年だった」と話した。

さらに、指導した選手の中で最高の才能だったかという問いに対しては、「ドイツでも彼のような才能は5年に一人というレベルではない。そのテクニックは素晴らしく、あらゆる違いを生むことができる選手で、どこにいてもゴールを決め続けた。彼はブンデスリーガの多くのレコードを破ることになるだろう」と、今後の飛躍を確信していた。

ドルトムントは次節、21日に行われるブンデスリーガ第8節でヘルタ・ベルリンとのアウェー戦を迎える。今季、U-19チームで出場した全4試合でハットトリックを記録している規格外の神童から目が離せない。

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