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ラツィオ指揮官インザーギ、新型コロナ感染者続出の苦難を切り抜け「4戦で8ポイントは期待以上の成果」

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 ラツィオ指揮官シモーネ・インザーギが、新型コロナウイルスによる離脱者が戻ってきての勝利に、喜びのコメントを発している。

 現地時間24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループ第4節で、ラツィオはホームでゼニトを迎え撃ち、3-1で勝利を収めた。同チームは10月下旬、CLグループ第2節のクラブ・ブルージュ戦では多くのメンバーが新型コロナウイルスのテストで陽性となり、トップチーム12名+プリマヴェーラのメンバーでベルギー遠征を敢行。その翌週に行われた第3節敵地でのゼニト戦も満身創痍の状態で挑むことに。このアウェー2連戦はともに1-1のドローで終えていた。

 ラツィオ指揮官はホームでのゼニト戦勝利後「4試合で8ポイントを獲得した。これは期待をはるかに上回る結果と言えるだろう」と『Sky Sport Italia』に対して語った。

「ブルージュとサンクトペテルブルクへの遠征では、多くの選手を欠いて挑む必要があった。そんな中でも2度のドローは十分な結果だと認識していたよ。そして今日、多くの選手が回復して戻ってきた。そんな状況下で勝ち点3を獲得したことは本当に重要だった」

 この試合で2ゴールを決めた得点源チーロ・インモービレについては「チーロはラツィオにとって、とても重要なプレーヤーだ。彼はチャンスを最大限に生かしてくれたね」と称賛した。

「まだ勝ち上がりが決まったわけではないし、まだまだポイントを積み重ねる必要がある。それでも現時点での8ポイントは期待をはるかに上回る成果だと思う。離脱者だらけだったちょっと前では、とても考えられないことだよ」

 新型コロナウイルスの影響により、10月下旬から離脱者が続出していたラツィオ。インターナショナルマッチ期間を経て、主要メンバーが続々戻ってきたことに指揮官インザーギは胸をなで下ろしている模様だ。ラツィオはこれで2勝2分けの勝ち点8で、ドルトムント(勝ち点9)に続く2位に付けている。

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