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「宮市亮の笑顔が持ってきた!」上機嫌の様子でザンクト・パウリの練習場に登場

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 ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリ宮市亮がトレーニングを部分的に再開したようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 ザンクト・パウリは24日、公式ツイッターに上機嫌の様子で練習する宮市の写真を複数投稿。その後、『ビルト』は「リョウ・ミヤイチの笑顔が戻ってきた!」と報じ、「日本人選手は6月以来、内転筋や腰、恥骨の問題と戦っていた。ここに来てついに痛みが消えたようだ」と状態が良くなっていると指摘。アスレティックトレーナーや同じくリハビリ中のチームメイトとともにランニングや軽いシュート、パスやヘディング、最後にはボールをクロスバーに当てるゲームのメニューをこなしたと伝えられている。

 宮市は今年5月末に行われた昨シーズンの第29節カールスルーエ戦はひざの問題で欠場すると、先発した次節ボーフム戦(6月5日)では内転筋の痛みを訴え後半に途中交代。以降、今夏のプレシーズン中には一時は紅白戦に出場するなど復帰に近づいていると伝えられていたものの戦列離脱が続き、10月にはクラブのアンドレアス・ボルネマンSD(スポーツディレクター)がさらなる離脱の長期化を示唆していた。

 ティモ・シュルツ監督は先日のリモート会見でそんな宮市について「痛みがなく練習できるようになり、良い形で負荷をかけられるようにもなっている」と語った一方、「サッカーのトレーニングはまだ」ともコメント。しかし、24日に『ビルト』が紹介したコメントによれば、「完全に正しい方向に進んでいる」とその状態に満足している様子を示したという。

 年内の復帰は絶望的との見通しも伝えられていた宮市。数週間先には全体練習の再開も考えられるのだろうか。
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