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R・マドリーが上位対決制して4試合ぶり白星! セビージャは好守見せたGKブヌが痛恨オウンゴール

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ゴールに絡んだFWビニシウス・ジュニオール

[12.5 ラ・リーガ第12節 セビージャ0-1R・マドリー]

 ラ・リーガは5日、第12節を各地で行い、レアル・マドリーセビージャに1-0で勝利した。直近3試合は1分2敗と苦しんでいたが、上位対決を制して4試合ぶりの白星を手にした。

 今季10試合目となった前節で早くも3敗目を喫し、バルセロナとともに優勝戦線から離されつつあるR・マドリー。今節は直近のリーグ戦3連勝で復調傾向にあるセビージャとのアウェーゲームに臨んだ。

 前半1分、R・マドリーにさっそく決定機。右サイドを突破したFWロドリゴ・ゴエスのグラウンダークロスをニアに走り込んだFWビニシウス・ジュニオールがフリーで受け、右足でシュートを狙った。ところがこれはゴール前を横断して大きく左に逸れ、先制点につなげることはできなかった。

 その後はセビージャがボールポゼッションを強め、R・マドリーは守備ブロックを敷いてカウンターを狙うという展開。前半21分にはMFトニ・クロースの惜しいミドルシュート、38分にもDFルーカス・バスケスのパスからFWカリム・ベンゼマが決定的なダイレクトシュートでゴールに迫った。だが、いずれもGKヤシン・ブヌの好セーブに阻まれ、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

 それでも後半10分、R・マドリーがスコアを動かした。ベンゼマのポストプレーから左サイドのDFフェルラン・メンディにボールが渡り、グラウンダーでのクロスボールにビニシウスが反応。シュートはうまくミートしなかったが、軌道が変わったボールにブヌが対応できず、ファンブルしたボールがゴールマウスに転がってオウンゴールとなった。

 ビハインドとなったセビージャはその後もボールを保持するものの、なかなか危険なエリアには侵入できない時間帯が続き、勝負の行方は終盤戦へ。後半41分にはFWルーカス・オカンポスのオーバーヘッドシュートが枠内を捉えたが、GKティボー・クルトワにセーブされた。そのままタイムアップ。R・マドリーが辛くも上位対決を制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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