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岡崎のリーガ1部初ゴールで一時3-1も…最下位ウエスカは土壇場2失点で痛恨ドロー&今季初白星お預け

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今季初ゴールを挙げたFW岡崎慎司

[12.6 ラ・リーガ第12節 グラナダ3-3ウエスカ]

 ラ・リーガ第12節が6日に行われ、FW岡崎慎司の所属する20位ウエスカはアウェーで8位グラナダと対戦し、3-3で引き分けた。3試合連続ベンチスタートの岡崎は後半19分に途中出場。2-1の同37分に今季初ゴールを挙げたが、チームは終盤の2失点で追いつかれ、今季初白星を逃した。

 開幕11試合未勝利(7分4敗)で今節を迎えた最下位ウエスカ。ボールを保持して相手を押し込みながらゲームを進めると、前半21分にスコアを動かす。左サイドでスローインを受けたFWサンドロ・ラミレスが深い位置から左足でクロスを送り、ニアのMFミケル・リコが低い体勢からヘディングシュート。GKルイ・シルバが一歩も動けずにゴール右隅に決まり、今季初得点を記録した。

 ウエスカは先制する前から不用意なボールロストでピンチを招くシーンが目立っており、前半43分に同様の形からグラナダのFWルイス・スアレスに同点ゴールを献上する。それでもハーフタイムを挟み、後半4分に再びリードを奪った。

 右サイドのMFダビド・フェレイロが左足でクロスを入れると、フリーでゴール前に走り込んだMFボルハ・ガルシアが滑りながら右足のアウトで合わせる。右ポストに当たったボールがネットを揺らし、B・ガルシアも今季加入後初ゴールとなった。

 岡崎は後半19分にMFイドリッサ・ドゥンビアとともにピッチへ送り出される。1トップに入り、最前線から献身的にボールを追い回すと、同37分に待望の瞬間が訪れた。

 相手FKを防いだ直後にMFハビエル・オンティベロスがロングパスを繰り出し、相手がクリアし損ねたボールに岡崎が反応。敵陣のセンターサークルを越えた位置から右足で山なりのロングシュートを放ち、見事に無人のゴールに決めた。

 岡崎は今季出場8試合目で、ついに初得点をマーク。自身にとってスペイン1部での初ゴールにもなった。これで3-1とリードを広げたウエスカだったが、後半43分にグラナダの右サイドのクロスからFWホルヘ・モリーナに頭で決められると、同45分にはFKからDFヘルマンのヘディング弾を浴び、3-3と同点に。そのままタイムアップとなり、つかみかけていた勝ち点3を取りこぼす結果となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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