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レアル・マドリー指揮官としての幸せを語るジダン監督「決してファーガソンにはなれないが…」

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レアル・マドリー指揮官としての幸せを語る

 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、長期政権を築く可能性を否定している。

 レアル・マドリーは現地時間9日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループB最終節でボルシアMGをホームに迎えて2-0で勝利。グループ敗退もあり得た状況だったが、結局は首位で決勝トーナメントに進出している。

 ラ・リーガでも直近の第12節セビージャ戦に勝利するまでは、3試合未勝利だったレアル・マドリー。欧州CL敗退の場合、ジダン監督が退任するのではないかと報じられていたが、事態は好転し始めている。

 ボルシアMG戦後、ジダン監督はかつてマンチェスター・ユナイテッドを20年以上も率いた名将サー・アレックス・ファーガソンを引き合いに出しつつ、自身がレアル・マドリーにとってのそのような存在になる気はないと語った。

「私は決してマドリーのファーガソンにはなれない。それは確かだ。どれだけ長くここにとどまることになるか私には分からないし、そのことについて考えもしていない」

 とはいえ、今のところはレアル・マドリー指揮官の座を退きたいとは考えていないようだ。

「このクラブに居られることをとても幸運に思っているし、最も困難な時でさえも幸せでいることが好きなんだ。スペインのマドリッドには長く住んでいるし、もう少し長く続けたいと思っている」

 そして、ジダン監督はタフな相手を撃破した選手たちを称えている。

「プレッシャーがあろうとなかろうとマドリードでは…まあここでそんなこと(プレッシャーがない瞬間)はないけどね!常に良いプレーをすることなどできない。(しかし今日は)私たちがとてもよく試合を読んでいた。相手はトランジションで食べていけるような相手で、それに対して私たちは目を見張るようなプレーをした」

 レアル・マドリーは今後、現地時間12日にラ・リーガ第13節でアトレティコ・マドリーをホームに迎える。リーグ戦無敗で首位に君臨するライバルとのダービーマッチを制し、さらに調子を上向かせることはできるのだろうか。

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