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ジダン監督「いつまでレアルにいるか分からないし、それについて考えない」

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レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループステージ第6節でボルシアMGに勝利し、逆転首位通過を決めた。ジネディーヌ・ジダン監督のコメントを『ラプトリー』が伝えている。

 クラブ史上初となる欧州CLグループリーグ敗退の危機に陥っていたレアル。ジネディーヌ・ジダン監督の解任報道が一気に浮上していたが、9日の最終節でボルシアMGを2-0で下し、逆転トップ通過を決めた。ジダン監督は会見で次のように胸の内を語った。

「私たちやすべてのマドリーファンはチームに満足し、誇りに思えるだろう。これこそ私が気にかけていたことだ。今日のファンは、チームを心から誇りに思えるのではないか。ファンたちは、私たちがすべての対戦相手に対して、常にピッチ上で全力を出すことを知っている。一人のサッカーファンとして、本当に試合を楽しんだよ」

「予選グループを首位で終えることが、私たちの目標だった。いい試合をして、ピッチを後にしたと思っている。前半はすばらしかったし、後半もそうだった。土曜日の試合のあと、さらにいいプレーができて、自分たちのレベルを確認できたと思う」

 ジダン監督はかつてマンチェスター・ユナイテッドを20年以上率いたアレックス・ファーガソン監督の名前を出しつつ、レアルを指揮することについて言及した。

「私はレアル・マドリーのアレックス・ファーガソンには絶対ならないと思っている。これは間違いない。私にわかっているのは、私はいまやっていることを楽しみたいということだ。いつまでレアルにいられるかはわからないし、そのことについて考えてもいない。ひたすら日々のことを考え、この偉大なクラブで選手たちと一緒にプレーできていることが、どれだけ幸運なことかを考えているんだ」

「外野で言われていることについては考えていない。自分たちには、ピッチ上で何をするかしかコントロールできないからね。もう一度言うが、選手たちのことを思うと嬉しいよ。彼らもいろいろと言われていて苦しんできた。最終的に、彼らは再びチームとしてのあり方、自分たちの特徴をあらためて示してくれた。彼らは喜ぶべきだ」

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