beacon

「困難を乗り越えることが俺のアイデンティティ」イブラがミランでの10季ぶりスクデットに意欲

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWズラタン・イブラヒモビッチがスクデット獲得に意欲

 ミランとの契約が今季限りとなっているFWズラタン・イブラヒモビッチは、まだまだ現役を続ける意向のようだ。

 現在39歳の元スウェーデン代表FWは2020年1月に半年契約でミランに復帰。久しぶりのセリエAで衰え知らずの活躍を見せ、今季も1年契約でミランに残留することとなった。

 イブラヒモビッチは今後についてイギリス『BBC』に対し、「まだフィジカルが保てる限り、続ける」と語っている。

「ミランは信じられないほど良い状況になっている。素晴らしい成果に向けて前進していると思っているよ。ただ、気を抜くわけにはいかない。まだ何かを勝ち取ったわけではないからね」

「最初にミランへと加わったとき(2010-11シーズン)タイトル争いをしているクラブに入った。だが2回目に来たときは状況が大きく違ったね。チームを再びトップへと戻すことが必要だったんだ。これは今までやってきた挑戦とは異なるもの。ただ、それは自分が大好きなチャレンジなんだよ」

 イブラヒモビッチは「確かに今のミランでもう一度スクデットを獲得することは難しいかもしれない。だが難しいと言われたら言われるほど、俺は燃えるんだよ。困難だと思われる巨大な壁を乗り越えることが、俺にとってアイデンティティを感じる要素なんだよ」と続け、ミランにスクデットをもたらすことが最大の目標であると口にしている。

 現時点でイブラヒモビッチはまだ別メニューで調整を続けており、13日のパルマ戦は欠場する見通し。今季10試合消化時点で8勝2分の勝ち点26で首位を快走しているミランは、このままスクデット獲得となるのだろうか。39歳の大ベテランはかつて在籍した10-11シーズン以来となる、セリエA優勝をミランで実現するかもしれない。

●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP