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スペイン紙、久保建英のヒールパスを絶賛「魔法のプレー。もっと出場機会を得るにふさわしい」

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6試合ぶりの先発を果たしたMF久保建英

 スペインのスポーツ紙『マルカ』電子版が、13日のラ・リーガ第13節ベティス対ビジャレアル(1-1)で、ビジャレアルMF久保建英が見せたプレー動画で派手な見出しで紹介している。

 ベティス戦でラ・リーガでは6試合ぶりの先発を果たした久保。試合の立ち上がりには存在感を発揮したが、その存在感を徐々に薄めていくと、ビジャレアルに負傷者が続出した影響もあって60分にピッチから下がっている。

 そんな久保は交代の6分前にその抜群の技術を生かしたプレーを披露。右サイドでボールを持つと、ミランダとボルハ・イグレシアスに詰め寄られたが、ミランダにプレスをかけられた状態で機転の利いたヒールパスを内を走る右サイドバックのマリオに通した。『マルカ』電子版はこのプレー動画を、次のような見出しで紹介している。

「久保はこうしたプレーのために、もっと出場機会を得るに値する。魔法のヒールでのアウトパセ(自分で出して自分で拾うパス)」

 ただ、この動画の紹介記事に寄せられたコメントはそこまでポジティブなものにはならなかった。「これはアウトパセではないだろ」という突っ込みがあったほか「このプレーが数秒だったとして、残りの時間はどうだった!? まったく活発じゃなかった。もっと良くなってほしい」「(『マルカ』は)こういうキャンペーンをいつまで続けるのか。彼は値する出場時間を手にしている」「彼はビッグチームのための選手じゃない。こういった選手はフットボールよりもメディアを持っている」「ロビーニョもこういうことをしていた」などと書き込まれた。

『マルカ』は久保の所属元であるレアル・マドリーを贔屓にしているメディアとされるが、そうしたことも踏まえて、ビジャレアルのサポーターらの反感を買ってしまったようだ。なお同メディアによれば、レアル・マドリーはこの冬の移籍市場で、久保をヘタフェなど異なるクラブにレンタルさせることも検討しているという。スペインのスポーツ紙『マルカ』電子版が、13日のラ・リーガ第13節ベティス対ビジャレアルで、ビジャレアルMF久保建英が見せたプレー動画で派手な見出しで紹介している。

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