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久保建英、ビジャレアル退団なら争奪戦勃発? ヘタフェ以外にも複数クラブが関心か

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ビジャレアルMF久保建英

 現在1月の去就に注目が集まっているビジャレアルMF久保建英だが、数多くのクラブが関心を示しているのかもしれない。『エル・デスマルケ』マドリード版が伝えている。

 今夏にレアル・マドリーからビジャレアルにレンタルで加入した久保は、ここまで公式戦18試合に出場。ヨーロッパリーグ(EL)で1ゴールを挙げたものの、リーグ戦では先発2試合(12試合出場)にとどまり、ここまでゴールやアシストを記録することができていない。

『マルカ』によると、レアル・マドリー上層部は久保のビジャレアルでの現状に「失望している」という。それでも、将来ファーストチームで重要な役割を担えるポテンシャルがあると評価しており、十分な出場機会を得ることが重要と考えているようだ。そして、1月にヘタフェが獲得を打診していると伝えていた。

 そして『エル・デスマルケ』マドリード版のペペ・ヒメネス記者は、久保に関心を示すのはヘタフェだけではないと報じた。スペイン『カデナ・セール』の報道を基に、「夏に久保に興味を持っていたクラブのほとんどが、彼の状況について問い合わせている」と指摘。セビージャやレアル・ベティス、セルタ、オサスナ、グラナダなどが関心を示している可能性があると分析した。またレアル・マドリー上層部も、EL決勝トーナメントが始まる来年2月までビジャレアル内で出場機会を減らすことを恐れているという。

 スペイン複数メディアでは、ビジャレアル移籍前、久保についてラ・リーガ半数以上のクラブが獲得に関心を示していると伝えられていた。『エル・デスマルケ』は、将来はまだ不透明であるが「ヘタフェが日本代表に関心を示す唯一のクラブではない」と指摘し、争奪戦が繰り広げられる可能性を示唆している。

 19歳の日本代表MFはビジャレアルに残留するのか、それとも新たなクラブを探すのか。その決断は大きな注目を集めている。

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