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リバプールOB、直接対決を前に「トッテナムは依然として大きく後れを取っている」

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 元リバプールのグレアム・スーネス氏は、古巣とトッテナムとの間にはまだまだ大きな差があると主張した。

 プレミアリーグ連覇を目指すリバプールは今シーズン、アストン・ビラに2-7の歴史的大敗を喫し、また多くの負傷者に見舞われるものの、ここまでリーグ戦12試合を終えて首位と同勝ち点の2位。そして、16日に得失点差で順位表の最上位に立つトッテナムと対戦する。

 名将ジョゼ・モウリーニョ監督率いるトッテナムは、リーグ開幕戦こそ黒星を喫するも、ハリー・ケインとソン・フンミンが好調を維持。悲願のメジャータイトル獲得も夢ではないと予想されているが、スーネス氏はイギリス『ザ・タイムズ』で「リバプールはすべてにおいて本物だ。スパーズは依然として大きく後れを取っている」と話し、直接対決を迎える両クラブについて言及した。

「リヴァプールのラインナップに入ることのできる唯一のスパーズの選手はケインだけ。なぜなら(サディオ)マネはソンができるすべてをすることが可能だ。もちろん、フィルジル・ファン・ダイクやファビーニョがいないからチャンスはあるだろうが、リヴァプールが簡単にアーセナルと同じような目に遭うとは思わない」

 一方で、プレミアリーグ3つ目のクラブでも成功を掴もうとするモウリーニョ監督については「モウリーニョのスパーズを組み立てる方法は称賛に値する。彼は現状を見て、“これがこれらの選手からベストを引き出し、結果を得る方法だ”と主張しているようだ。チェルシー時代のようにできるかは時間が教えてくれる」と賛辞。

 そして、ともにプレミアリーグのビッグ6に入るトッテナムに向けて、「29年間で2つのリーグカップはビッグクラブというには不十分」と強調した。

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