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エイバルとドローのバルセロナ「同点よりも悲しいニュースが待っていた」

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負傷退場したMFフィリペ・コウチーニョ

[12.29 ラ・リーガ第16節 バルセロナ1-1エイバル]

 バルセロナのMFコウチーニョが29日、ホームでのラ・リーガ第16節エイバル戦(△1-1)で負傷退場を余儀なくされた。

 MF乾貴士が先発フル出場、FW武藤嘉紀が後半28分からの途中出場となった一戦は1-1のドロー。右足首を治療しているFWリオネル・メッシを欠いたバルセロナはFWマーティン・ブレイスウェイトのPK失敗、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるブレイスウェイトのゴール取り消しなども響き、最後まで勝ち越しには至らなかった。

 0-1の後半21分に投入されたコウチーニョは、その1分後にDFジュニオール・フィルポへスルーパスを送り、同選手の折り返しから生まれたFWウスマン・デンベレの同点弾に絡んだ。しかし、終盤にアクシデントが発生。後半45分にボールを蹴った直後に足を痛め、苦悶の表情でピッチに座り込む。そのままスタッフに支えられてピッチを退き、交代枠を使い切っていたバルセロナは残り時間を10人で戦った。

 クラブは公式サイト上の試合結果を伝える記事で「試合を終える前に、同点よりも悲しいニュースが待っていた。コウチーニョの負傷だ」とレポート。「試合中に負傷し、ピッチから運び出されたコウチーニョの負傷が、重症でないことを望もう…。そして、2021年は全く異なった年でありますように!」と願いを込めた。

 バルセロナは今節の引き分けで5戦無敗(3勝2分)とし、首位アトレティコ・マドリーと8ポイント差の暫定5位。今回のエイバル戦が年内最後のゲームとなったが、年明けから1月3日の第17節ウエスカ戦、6日の第2節延期分のビルバオ戦、9日の第18節グラナダ戦と、いずれもアウェーでの厳しい日程が待ち受けている。

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