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ミラン幹部がマンジュキッチ獲得の経緯を明かす「カルチョは好青年だけではダメ」

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ミランに加入した元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ

 ミランのテクニカルディレクター(TD)を務めるパオロ・マルディーニ氏が18日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、今冬の補強について言及した。

 セリエAで単独首位を走るミランは今冬、トリノから26歳のフランス人MFソアリオ・マイテを獲得。続いてフリーの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの獲得へと動いた。マルディーニTDは、34歳の元ユベントスFWをターゲットに定めた背景について語った。

「マンジュキッチの加入は、若手中心のチームを基礎として即戦力となる選手で補強するというチームの戦略に沿ったものだ。おかげで昨シーズンも素晴らしい結果を残すことができ、この方針を続けていく。マンジュキッチとは話をするチャンスがあり、彼の性格もよく知っている。プレー経験がある者なら分かるだろうが、カルチョは好青年ばかりでは成り立たない。マリオが好青年ではないと言うつもりはないが、ピッチにおいては決まったタイプの選手が必要になるものだ」

 また、マルディーニTDはミランが熱視線を送るチェルシーの23歳DFフィカヨ・トモリについても言及。「我々は当然、トモリの動向を追っている。彼はミランの守備陣を完成するために必要だと思われる特徴をいくつか持っており、昨夏も獲得を試みた経緯がある」と明かした。

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