beacon

C・ロナウドの史上最多得点記録更新はまだ?ビカンの母国チェコ協会が異例の声明

このエントリーをはてなブックマークに追加

 チェコサッカー協会は、クリスティアーノ・ロナウドが依然として史上最多ゴール記録を塗り替えていないと主張した。

 20日のスーペルコッパナポリ戦で、1ゴールを挙げてチームを勝利に導いたロナウド。これで、クラブとポルトガル代表として通算760ゴール目をマークした同選手がヨーゼフ・ビカン氏が保持し続けた記録を更新し、史上最多ゴール数の新記録を樹立したと考えられている。

 しかし21日、チェコサッカー協会はこの主張に反論。同国(チェコスロヴァキア時代)のレジェンドで20世紀前半に活躍したビカン氏の得点数が821ゴールであるとし、ロナウドが依然として61ゴール下回っていることを同協会のヤロスラフ・コラーシュ氏は強調した。

「ヨーゼフ・ビカンか、クリスティアーノ・ロナウドか?簡単な疑問だが、答えは簡単ではない。チェコFAの歴史と統計に関する委員会は、この疑問について働きかけてきた。我々の調査によると、公式戦でヨーゼフ・ビカンは821ゴールを記録した」

「以上から、クリスティアーノ・ロナウドは依然として史上最高のゴールスコアラーではない。この記録を塗り替えるために彼にはさらなる努力が必要となる」

 なお、史上最多ゴール記録に関してはさまざまな説が存在する。ブラジルの英雄、ペレ氏とロマーリオ氏は、現役時代にそれぞれ1000ゴール以上を記録したと以前から主張している。

●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP