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クロップが解任のランパードを思う「本当に厳しい決定」…新任のトゥヘルには「我々にとって残念だ」

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 リバプールユルゲン・クロップ監督は、フランク・ランパード監督を解任したチェルシーの判断に苦言を呈した。

 直近の試合で勝ち点を落とし続けるチェルシーは、25日にクラブのレジェンドでもあるランパード監督を解任。その翌日には、年末にパリ・サンジェルマンを離れたばかりのトーマス・トゥヘル監督の就任を発表している。

 現在、目標のトップ4まで勝ち点6差の10位にまで後退したチェルシーがランパード監督を切ったことについて、クロップ監督はプレスカンファレンスの中で問われ「本当に厳しいものだと言わざるを得ない」と回答し、敵将の解任劇について口を開いた。

「昨夏の移籍市場でチェルシーは、本当に良い選手たちを獲得する素晴らしい仕事をしたと思う。ただ、このようなことには当然時間が必要だ。これだけ早くに決断を下すのは本当に厳しいと思う。ミスター(ロマン)アブラモビッチはチャンス、金、選手、何もかも与えるが、彼は世界で最も我慢のできる人間ではない」

「フランクはまだ若く、本当に、本当に才能のある監督だから私は彼のことを本当に残念に思う。彼の幸運だけを祈っている。彼は大丈夫なはずだ。ただ、チェルシーは間違いなくフランクのクラブだったから、とてもハードな決定だった」

 一方で就任が決まったトゥヘル監督についてもクロップ監督は言及。同指揮官の後任としてドルトムントを率いた経験もあるチェルシー新指揮官について「トーマス・トゥヘルは最高だ。我々にとって残念なことに、彼は本当に良い監督なんだ!彼のことを昔から知っているし、とてもリスペクトしている。このチェルシーのスカッドは彼へのプレゼントだ。彼らは良くなるだろう」とコメントした。
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