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「昨夏メッシを売却しなかったのはミス」バルセロナOBリバウド氏、前体制を批判

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クラブOBがリオネル・メッシ売却について言及

 バルセロナのOBであるリバウド氏は、昨夏リオネル・メッシを放出しなかったことは「ミス」だと考えているようだ。

 昨夏、下部組織から一筋でプレーを続けてきたバルセロナから退団する意思を表明したメッシ。しかし契約解除金7億ユーロの支払いを要求されたこと、そして「愛するクラブに法的措置は取れない」と『Goal』の独占インタビューで明かし、残留を決断していた。

 今季もここまで公式戦23試合で15ゴール6アシストをマークするなど、主将としてチームをけん引している。しかし、現行契約は今季終了まで。残り半年を切ったこともあり、すでに来季のフリー加入に向けて他クラブと自由に交渉が可能な状況だ。

 そしてリバウド氏は、コロナ禍で財政難に苦しむバルセロナにとって、昨夏売却しなかったことは「ミス」だと考えているようだ。『Betfair』に対して以下のように語った。

「前の取締役会が、メッシがまだ契約期間中に売却しなかったのはミスだ」

「彼らは、レアル・マドリーがクリスティアーノ・ロナウドを売却して1億ユーロを稼いだのと同じことができたはずだ」

「クラブがこれほどの財政難に陥っている時に、非常に才能ある選手がフリーで退団しようとしている。非常に痛々しいことだね。私の考えでは、メッシの退団は避けられない」

 バルセロナは、2019-20シーズンの年次財務報告書において12億ユーロ(約1510億円)にも上る負債額を公表。短期債務は7億3000万ユーロ(約920億円)にも及んでおり、早急な人員整理が必要な状況だ。

 リバウド氏は、「(フィリペ)コウチーニョの売却で、バルセロナは(ウスマン)デンベレと(アントワーヌ)グリエーズマンが起用できる。将来を保証するために役立つはずだ」と指摘。そして「コウチーニョはスペインでは上手くいっていないが、イングランドでの評価は高いね」と、ブラジル代表MFを売却すべきと語っている。

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