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元セインツ指揮官、南野拓実の電撃移籍に「リバプールが彼を気に入っていれば放出することはなかった」

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リバプールからサウサンプトンにレンタル移籍したFW南野拓実

 元サウサンプトン指揮官のハリー・レドナップ氏は、FW南野拓実の移籍について持論を説いた。

 2020年1月にリバプールに加入した南野。しかし、当時プレミアリーグで首位を独走するチームの中で多くのチャンスをつかめず、リーグ戦初ゴールまで約1年を要するなど難しい日々を送ってきた。さらに、直近のリーグ戦7試合で得たプレー時間は6分のみと厳しい状況に立たされる。

そんな中、今冬の移籍市場最終日の1日、閉幕まで数時間に迫ったところでサウサンプトン移籍が急浮上。そして、以前に吉田麻也が所属したチームに半年間の期限付き移籍で加入することが決まった。

 日本代表FWの電撃移籍を受け、レドナップ氏はイギリス『スカイスポーツ』で「彼はリバプールで何もできなかった、そうだろう? 仮にリバプールが彼を気に入っていれば、放出することはなかっただろう」と話し、指揮官の信頼を掴めなかったことが放出に至った理由だと主張した。

「スカッドに役立つ選手であれば、ローンで放出することはなかっただろう。彼(ユルゲン・クロップ監督)が役立つ選手であると感じていれば引き留めていただろう。しかし、彼の状態は決して良いというわけではなかったし、十分に良いようには見えなかった」

 なお、リバプールがこの期限付き移籍に買い取りオプションの付帯を頑なに拒んだことがわかっており、今夏にはアンフィールドに復帰することになる。

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