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コパ準々決勝の劇的勝利に貢献…ついにバルセロナで爆発したグリエーズマン「あとは継続して良いプレーを」

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バルセロナFWアントワーヌ・グリーズマン

 バルセロナ加入後、期待されていたようなパフォーマンスを見せられていなかったFWアントワーヌ・グリーズマンだが、ようやく本領を発揮し始めた。

 2021年に入り、グリーズマンがバルセロナで最高の日々を迎えている。3日のコパ・デル・レイ準決勝グラナダ戦(5-3)では、チームの劇的な逆転勝利に貢献。0-2の状況で迎えた88分、FWリオネル・メッシの浮き球に滑り込みながら左足で合わせてネットを揺らすと、後半アディショナルタイムには頭での折り返しによってDFジョルディ・アルバの同点弾をお膳立てし、延長戦に望みを繋いだ。さらに延長戦には100分にJ・アルバのクロスからヘディングシュートを決めて3-2とし、4-3の状況だった113分にはJ・アルバのダメ押し弾を導いている。

 勝ち越し弾を決めたラ・リーガ前節のビルバオ戦(2-1)に続いて決定的な活躍を見せたグリーズマンの2021年の記録は、これで6ゴール6アシストに。アトレティコ・マドリー時代、FWリオネル・メッシ、FWクリスティアーノ・ロナウドに迫る選手として扱われた実力を、バルセロナでもついに示し始めた。

 グリーズマン本人も、現在のプレーには手応えを感じている様子だ。グラナダ戦直後、『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューで、次のようにコメントしている。

「1月に入ってから、とても調子が良いね。シーズンの最後まで、このまま進んでいきたい。監督からは信頼を得られているし、そうであればすべてがより簡単になる。あとはこのまま、最後の試合まで継続的に良いプレーを見せることが必要だ」

「僕たちには勝者のメンタリティーがある。最後の1分まで全力を尽くすメンタリティーがね。それはシーズン終盤に向けて、僕たちに自信を与えるものでなくてはならない」

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