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日本代表にも影響必至…FIFAが招集義務の免除を継続へ、プレミアではポルトガル&南米が対象

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 国際サッカー連盟(FIFA)は5日、各国代表チームが国際Aマッチを戦う際に各クラブチームに課される選手の派遣義務を、4月末まで一部緩和すると発表した。新型コロナウイルスの影響により世界各地で入国などの規制が続いている情勢を受け、昨年9月から設けられていた特例措置がさらに延長された形だ。

 FIFAによると、以下の2点に該当した上で関係当局からの免除規定がない場合、各クラブチームは代表チームへの派遣義務を負わなくて良いという。

①試合開催地への入国時、またはクラブ帰還後に5日間以上の検疫・自己隔離が必要とされる場合。
②試合開催地とクラブ所在地の間に移動制限がある場合。

 日本代表関連では昨年秋、オランダとオーストリアで開催された国際親善試合において、FW浅野拓磨(パルチザン)、MF橋本拳人(ロストフ)、FW大迫勇也(ブレーメン)、MF堂安律(ビーレフェルト)らを招集できず。今年3月にはミャンマー、モンゴルとのカタールW杯2次予選(アウェー戦は開催地未発表)の再開が控えているが、ここでも招集に制限がかかる可能性が高まった。

 また欧州メディアも特例措置の延長を一斉に報じている。数多くの代表選手がプレーするプレミアリーグでは、イギリス政府が指定する「レッドリスト」に該当するポルトガルや南米出身選手に関して、各クラブが招集に応じる義務が免除されるという。

●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

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