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「我々がチャンピオン。もう試合しない方が…」新記録達成のマン・C、ペップも上機嫌?

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マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティジョゼップ・グアルディオラ監督は、冗談を飛ばしながらも、今後の戦いへ向けて気を引き締めた。

 新型コロナウイルスの影響で短期間のプレシーズンを過ごした後、シーズン開幕を迎えたマンチェスター・C。序盤はやや不安定な戦いが続いたが、12月中旬から好調を続けて首位に立った。イングランドトップリーグ新記録となる公式戦15連勝を達成し、プレミアリーグでは10連勝。2年ぶりのプレミアリーグ優勝に着実に近づいている。7日にはディフェンディングチャンピオンのリバプール相手に敵地アンフィールドで4-1の快勝を収め、消化試合が少ないながらも2位以下に勝ち点5差をつけた。

 グアルディオラ監督は会見で「2、3カ月前は優勝やチャンピオンズリーグ出場権の可能性もなかったが、ようやく準備ができた」と語ると、「プレミアリーグではこれ以上試合をしない方が良いかもね。我々はすでにチャンピオンなんだから」と、ジョークを続けた。

「なんでトッテナムと対戦した後、エバートンと対戦しなきゃいけないんだ? 理解できないよ。我々はすでにチャンピオンなんだからね。わからないな」

 その後、指揮官は真剣な口調に戻ると「周りがそう話すのは理解できる。だが永遠はないし、完璧なものもない。我々が過去に勝利した結果がこれであり、かといって将来的に勝ち続けられるわけではない。とにかく次の試合に集中することだ。私はキャリアの中でこうやって来た。今回も例外ではない」と気を引き締めている。

 また、直接対決の敗戦で優勝争いから離脱したと考えられるリバプールについてもグアルディオラ監督は言及。油断するべきではないと強調した。

「リバプールは私が見てきた中で最高のチームの1つのままで、本拠地で68試合無敗と最高の戦いをしてきたチームだ。相手を破壊したり、大差で勝利したり、土壇場で勝利したり、3シーズンの間負けがなかった」

「しかし突然にして、理由はわからないが、ホーム3連敗だ。これが我々の身にも起きると思うか?もちろん起こり得る。1週間で起きる可能性があり、無敗を続けた後にすぐさま3試合や4試合で負けることもあり得る」

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