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遠藤航は“お気に入り選手”の1人…フランクフルト監督、対戦前にシュツットガルトに言及

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敵将に認められる遠藤航

 長谷部誠鎌田大地らが所属するフランクフルトは6日に行われるブンデスリーガ第24節でシュツットガルトをホームに迎える。試合に向けたリモート会見に臨んだアディ・ヒュッター監督は相手が見せる「魅力的なサッカー」を称賛し、遠藤航にも触れた。

 フランクフルトは前節でブレーメンに1-2で敗れ、実にリーグ戦12試合ぶりに黒星を記録。ヒュッター監督は会見で「長い間負けていなかったため、不慣れな感覚はある」と認めつつ、「バイエルンに勝ったあとブレーメンに敗れることは驚かれたかもしれないが、サッカーでは敗戦は何時でも起きうることだ」と指摘。引いて守る相手の守備を崩せなかったことを主な敗因のひとつとしながら、「自分たちの強みを活かし、成功の道に戻ることが大事だ」と気持ちを切り替えた。

 オーストリア人指揮官は続けて、現在10位につけるシュツットガルトについて言及。「昇格組にしては素晴らしいシーズンを過ごしている。彼らは魅力的、ワクワクさせるサッカーをプレーし、常に素早い攻守の切り替えを試みる。(2-2で引き分けた)前半戦の対戦ではそれらを思い知らされた」と相手の攻撃的な姿勢へ高い評価を口に。シュツットガルトの左サイドバックのボルナ・ソサやFWシラス・ワマンギトゥカ、ササ・カライジッチらアタッカーたちについて問われ、それぞれを称賛した。

 さらに、ヒュッター監督は次のようにも話している。

「(相手指揮官のペレグリーノ)マタラッツォのチームの扱い方や彼らのプレースタイルは実に気に入っている。監督がいかに攻撃的な考えなのかが見てて非常によく伝わる。選手たちも気に入っているよ。多くの選手たちはあまり知られていなかったね。私は例えばエンドウのことは2部のころから気に入っていたね。ワマンギトゥカも当時から本当に優れたプレーヤーであることを示している」

 ヒュッター監督はまた、ブレーメン戦では出場停止だった3バックの左CBを務めるDFエバン・ヌディカのスタメン復帰を示唆。そのため、マルティン・ヒンターエッガーが左から中央に動かされ、長谷部も中盤でプレーすることが予想される。「ブレーメン戦ではトップ下に2人(鎌田とアミン・ユネス)を置くフォーメーションが初めて上手く機能しなかった」と認めた監督だが、「自分たちのやっていることに信じていることを示したい」とも語り、システム変更や攻撃陣での他メンバーの起用には否定的な様子を示していた。

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