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「ドンナルンマは氷のような少年だった。イブラのマークは大仕事」元ミランDFが明かす

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 元イタリア代表DFのクリスティアン・ザッカルド氏が、8日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣ミランについて自身の見解を示した。

 2006年ドイツ・ワールドカップ覇者であるザッカルド氏は、2013年から2015年にかけてミランに所属。22歳の守護神GKジャンルイジ・ドンナルンマのことは、当時からよく知る。

「ドンナルンマはミランのフェノーメノ(怪物)さ。それに加えて、彼は私の家の近所に住んでいるんだよ(笑)。少年時代の彼のことも覚えているよ。当時は15歳で、トップチームの練習に参加していた。彼はプリマベーラ(U-19)でプレーしている時よりも、トップチームでプレーしている方が上手くプレーしていたんだ。彼の冷静さには衝撃を受けたよ。まるで氷のようなティーンエージャーだった。彼との契約延長はミランにとって義務か?ジージョを失うことは、1人のトッププレーヤーを失うことを意味する。彼ほどの選手は数えるほどしかいない。双方が合意に至ることを願っているよ」

 続いてザッカルド氏は、1月の移籍市場でチェルシーからミランに加わったDFフィカヨ・トモリに賛辞を贈ったほか、DFシモン・ケアーにも言及した。

「トモリにはみんなが驚かされたが、私もその1人だ。彼は上背があってフィジカルに恵まれ、スピードもあり、走れる。どれほどのセンターバックが彼と同等のクオリティを持っているだろうか。買い取り金額は非常に高額だが、買い取る価値はあるだろう。ケアーは、良い話しか聞いたことがない。確かなパフォーマンスを期待できる選手をローコストで補強できたのだから、彼を獲得したミランは素晴らしい」

 元ミランDFは、最後に39歳のFWズラタン・イブラヒモビッチについて見解を示した。

「彼をマークするのは大仕事だったよ。身長が高くて闘志があり、技術にも優れている。今は以前に増して強いボンベル(名ストライカー)に進化した。ミランのファンとしては、彼の契約延長を予想しているが、これは(幹部のパオロ)マルディーニや(フレデリック)マッサーラの決めることだ。イブラは常に貪欲であり、あらゆる面でリーダー的存在。延長しない理由はないだろう」

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