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名将への階段上るジェラード氏が“クロップの後継”を語る「夢だけど今じゃない」

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 リバプールを指揮するユルゲン・クロップ監督の後任として名前が上がるスティーブン・ジェラード氏が可能性について話している。

 ジェラード氏は現在、スコットランド1部のレンジャーズを指揮。7日には28勝4分の無敗で10季ぶりの優勝に導くなど、手腕を高く評価する声は、古巣復帰を後押ししている。

 また昨季、30年ぶりのリーグ優勝を飾ったリバプールだが、今季は現在首位と勝ち点22差の8位と低迷。クロップ監督の責任問題に発展する可能性が出てきている。

 しかしジェラード氏はいつかはリバプールの監督をしたいと認めつつも、“今ではない”とみているようだ。『ミラー』によると、次のようにコメントしている。

「リバプールファンは、私がリバプールの監督になることを求めていない。彼らはユルゲン・クロップがそのままリバプールの監督であり続けることを求めている。そして私もまったくもって同じだ」

「だからこういうことは話すべきじゃない。私たちには、世界最高峰の監督がいる。彼があと何年か指揮してくれればと思うよ。だけど僕にもここでの仕事があるからね。この件について話すのが有益だとは思わない。個人としてはユルゲンがずっとリバプールに残ってくれればと思っている」

「でもリバプールは私の心の中に常にある。私はすばらしい旅をした。いつかリバプールの監督になるのが夢かって?そうだね。だけど今じゃない。リバプールの監督になることを望んでいる優秀な監督はたくさんいるけど、私たちは何よりもまずユルゲンのことを尊重する必要がある」
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