beacon

セリエAで活躍する22歳冨安健洋と32歳吉田麻也、伊紙が分析する2人の違いとは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF吉田麻也とDF冨安健洋

 14日に予定されているセリエA第27節ボローニャvsサンプドリアに向けて、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が11日、特集を組んで日本代表のDF吉田麻也とDF冨安健洋にスポットライトを当てた。

 ボローニャに所属する22歳の冨安とサンプドリアの32歳吉田。日本を代表するDF2人の対決に注目が集まっている。イタリア紙は11日に「ボローニャの冨安が“師匠”吉田に勝負を挑む」とのタイトルで特集を掲載した。

 ヒラメ筋の負傷から復帰に向けて準備中の冨安の出場に期待を寄せ、「トミヤスとヨシダは師弟のようなものだが、DF2人による“日出ずる国ダービー”が実現するかもしれない。2人の対決は、2日ほど前までは不確かだったが、ここ数時間で実現するチャンスが十分に高まった」などと綴った。

 続けて「もしトミヤスが日曜日の試合に間に合うのであれば、ボローニャ対サンプドリアは日本で注目を集めることが簡単に予想できる」とも記述。また吉田について、元日本代表指揮官アルベルト・ザッケローニ氏の言葉を紹介しつつ、「32歳のヨシダは過去も現在も日本代表の主将であり、ザックがかつて語っていたように、ヨシダは常に彼のチームの主軸だった」と伝えた。

 一方、冨安については「トミは将来の主将」であると主張したほか、2人の共通点を列挙。「ザックが強調したように、2人は敏捷性、スピード、注意力、勤勉さの点で似ている。クリアの適切なタイミングを計れるところや、空中戦についても当てはまる」と分析した。

最後に2人の相違点を指摘。「プレミアリーグのサウサンプトンで8シーズンもプレーしたヨシダには、偉大な経験値があり、マリーシアやずる賢さにおいて上回っている」との見解を示した。しかし「シニシャ(ミハイロヴィッチ)が認めるように、トミヤスに関しては時間の問題だ。技術およびフィジカルの計り知れない能力に加えてマリーシアも身に付けば、間違いなくトッププレーヤーになるだろう」と結論付けた。

●海外組ガイド
●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP