beacon

長谷部誠の契約延長に歓喜…フランクフルト監督、中盤では「ベストに引けを取らない」と称賛

このエントリーをはてなブックマークに追加

指揮官が長谷部誠を称賛

 フランクフルトは先日、元日本代表MFの長谷部誠との契約を22年まで延長。アディ・ヒュッター監督は14日のブンデスリーガ第25節RBライプツィヒ戦に向けたリモート会見で「素晴らしい決断」と喜びを語った。

 長谷部は自身が臨んだ会見で契約延長に至るまでの経緯を語った際、幹部のフレディ・ボビッチ執行役員のほかヒュッター監督とも話したこと、指揮官の評価が決断するにあたって「一番大事」とも言及していた。それについて今回の会見で問われた同監督は、長谷部との新契約の締結は「クラブにとってもマコトにとっても素晴らしい決断」と切り出すと、このように続けた。

「彼はここで絶対的なキープレーヤーであり、リーダーであることを証明してきた。あの年齢でブンデスリーガでまたも契約が与えられるというのは、彼自身のパフォーマンスが大きく関わっているだろう。ピッチ内外で完全なるプロフェッショナルで、プレーしてもプレーしなくても常にチームのことを考えてくれる。非凡なフットボーラーで非凡なプロ選手。私はもう一度彼と契約延長できたことを嬉しく思う」

 昨年末には長谷部の今シーズン限りでの現役引退の可能性を示唆したことのあるヒュッター監督だが、特に今年に入ってからのMF起用が同選手の再評価に結び付いた模様。「もちろん称賛に値するのは彼が6番(ボランチ)の位置ではベストにも引けを取らないこと」と話し、次のように褒め称えている。

「37歳としての経験を持ち、ほかの選手たちにポジティブな影響を与えてくれる。3バックの中央でできれば、6番でもまだできる。信じられないほどの落ち着きを見せる上、試合を読めて、試合をコントロールすることもできる。パス精度、彼が持つ眼(予測力)、判断の速さ、それらが彼を並外れた存在にする」

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP