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「栄光の日々を取り戻すために…」元チェルシーMFが古巣にホーランド獲得求める

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ドルトムントFWアーリング・ハーランド

 元チェルシージョー・コール氏は、プレミアリーグ優勝するために古巣にFWアーリング・ハーランドが必要であると主張した。

 昨夏に超大型補強に動いたチェルシーだが、フランク・ランパード前監督の下で不振に陥り、早々にタイトルレースから脱落。その後、後任としてトーマス・トゥヘル監督が就任するとチームは息を吹き返し、トップ4争いに絡んでいるが、首位を走るマンチェスター・シティとは勝ち点20差と大きく引き離されている。

 先日のリーズ戦でもスコアレスドローに終わるなど、ファイナルサード改善が必要な中、コール氏は古巣チェルシーに対してイギリス『BTスポーツ』で「私としては、彼らに必要なのは1人の選手。それはホーランドだ」と話し、今夏に獲得に動くことを要求した。

「すべてのエリアにクオリティがある力強いスカッドだ。ただ、フォーカルポイントである9番、1つの輝きが必要だ。そうできれば、クラブは定期的にタイトルにチャレンジできる栄光の日々を取り戻すことができるだろう」

 今シーズンのチェルシーのトップスコアラーは12ゴールを挙げるタム・エイブラハムだが、トゥヘル監督就任以降、出番を失う。また、鳴り物入りで加入したティモ・ベルナーは極度のゴール欠乏症に陥り、一貫した活躍を続けるオリビエ・ジルーに至ってはすでに34歳と、新たなストライカーが必要と考えられている。

 ただし、コール氏が獲得を求めたホーランドに対しては、チェルシーのみならず、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドのプレミアリーグ勢、バルセロナやレアル・マドリーといったスペインの強豪も強い関心を寄せるなど、争奪戦が予想されている。

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