フランス代表のディディエ・デシャン監督は、チェルシーのMFエンゴロ・カンテの役割について心配はないと強調した。

　29歳のカンテは今シーズン、ケガの問題に悩まされている。ハムストリングの問題で1月の大半を欠場。公式戦12試合の出場のうち先発はわずか半分となっている。だが、デシャン監督は会見でカンテについて心配はないとした。

「彼は非常に高いレベルでのプレーに慣れている。トゥヘルが毎試合彼を起用しなくても、私は不幸ではない。すべてはコミュニケーションの問題だ。選手は理想的な状態ではないままクラブを離れ、より良い状態で戻ってくることができる」

「その逆もあり得る。カンテの場合は、数シーズン前から続いている身体的な問題が大きい。彼は自分で自分を救うことはしないが、彼はそういうもの。私はそれを変えるつもりはない。少しの経験で、彼は自分自身を管理することを学んでいる」

　フランスはカタール・ワールドカップ予選でウクライナ、カザフスタン、ボスニア・ヘルツェゴビナと対戦する予定だ。