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16歳の神童ユスファ・ムココ、今季中の復帰は困難か…U-21ドイツ代表招集中に負傷

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16歳の神童FWユスファ・ムココ

 ドルトムントのFWユスファ・ムココは、今季このまま負傷離脱でシーズンを終えることになるかもしれない。

 U-21欧州選手権(EURO)2021に向けてU-21ドイツ代表に招集されていたムココ。3月24日~31日までグループリーグが行われたが、ムココは初戦の直前にトレーニングで負傷していた。

 結果としてムココはU-21の3試合で一度もピッチに立てなかったが、足の状態は想像以上に良くなかったようだ。U-21ドイツ代表のシュテファン・クンツ監督は「ムココの負傷状況は当初考えられていたものよりひどい。改めて精密検査を受け、治療に専念する必要がある」と記者の前で述べている。

 また、ドルトムントのエディン・テルジッチ監督もインターナショナルブレーク明け、フランクフルト戦(3日)を前にした会見で「ムココは当分の間、チームから離脱する。回復に集中することになるだろう」と公言。ムココが戦列から離れたことを明かした。

 今シーズン、ムココはブンデスリーガ最年少出場記録(16歳1日)、チャンピオンズリーグ(CL)最年少出場記録(16歳18日)、ブンデスリーガ1部最年少スタメン出場(16歳25日)、1部リーグ最年少得点記録(16歳28日)と、ドルトムントのトップチームにおいて新たな記録を次々に打ち立てていた。

 リーグ戦ではここまで14試合3ゴールの成績を残していた16歳のムココ。現時点で離脱期間の詳細は明らかになっていないが、今季中の復帰が難しいと見る向きもあるようだ。

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