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バイエルンとの天王山で敗れたライプツィヒ…指揮官は「もうバイエルンで決まり。2位を確保したい」

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ユリアン・ナーゲルスマン監督(右)が事実上の白旗宣言

 ライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督が「今季のリーグ戦はもうバイエルンで決まりだ」と発言。事実上の白旗宣言をしている。

 現地時間3日、ブンデスリーガ第27節ライプツィヒ対バイエルンの一戦が行われた。この試合はリーグ2位と1位の直接対決であり、ドイツ1部における天王山と目されていた。2位ライプツィヒにとってはホームで王者を撃破して勝ち点差を1に詰めたいところだったが、前半38分にMFレオン・ゴレツカに先制弾を許すと、結局このゴールがこの試合唯一の得点に。0-1でフルタイムを迎え、ライプツィヒはバイエルンとの大一番を落とす結果となった。

 試合後、ナーゲルスマン監督は「バイエルンがチャンピオンになることはもはや揺るぎない」とコメントを発している。ドイツ『Sky』のマイクに対して語った。

「この結果は理想的なものではないよ。ある程度うまく戦うことができたとは思っているが、無得点に終わり、敗れたという事実がすべてだ」

「バイエルンは多くのアイデアを持っていて、我々のゴールを何度となく脅かした。一方でこちらは得点できずに終わった。この結果から学ぶ必要があるね。シーズンがこのまま順当に進んだら、バイエルンがチャンピオンになるだろう。もはやそれは揺るぎないんじゃないかな。我々は確実に2位のポジションを確保し、DFBポカールではしっかりと決勝へ勝ち進みたい」

 2位ライプツィヒは勝ち点が57のまま、首位バイエルンはポイントを64に伸ばし、ライプツィヒとの差は7まで広がっている。

 王者バイエルンとの直接対決で敗れたライプツィヒ。ナーゲルスマン監督は残り試合7での勝ち点差7はもはや逆転不可能だと想定し、2位でのフィニッシュに照準を定めている。

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