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バルセロナが大勝で3季ぶりコパ・デル・レイ制覇!! ビルバオ相手にメッシ2発など圧巻4ゴール

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バルセロナが3季ぶりの優勝を飾った

[4.17 コパ・デル・レイ決勝 ビルバオ0-4バルセロナ]

 バルセロナが2017-18シーズン以来、3年ぶりのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)優勝を飾った。17日に行われた決勝でビルバオと対戦し、後半のゴールラッシュで4-0の大勝。12年ぶりの無冠に終わった昨季の雪辱を果たし、ロナルド・クーマン監督の就任後、初のタイトルを手にした。

 歴代優勝回数で1位のバルセロナ(30回)と2位のビルバオ(23回)が激突した2020-21シーズンのファイナル。互いに直近のリーグ戦から中6日で臨んだ。

 バルセロナはレアル・マドリーとのエル・クラシコ(●1-2)からスタメン2人を変更し、DFジェラール・ピケとFWアントワーヌ・グリーズマンが先発復帰。対するビルバオはアラベス戦(△0-0)で多くの主力を温存し、万全の状態でこの大一番を迎えた。

 両チームの対決はスペインスーパーカップを含めて今季4回目。バルセロナはラ・リーガのビルバオ戦で2連勝を収めた一方、スペインスーパーカップ決勝では延長戦の末にバスクのチームに2-3で屈し、タイトルを逃している。また、ビルバオも約1年の延期を経て今月3日に開催された2019-20シーズン決勝でソシエダに0-1で敗れていた。

 ともに必勝を期して挑んだ一戦は、序盤から拮抗した展開となる。バルセロナはボールこそ握ったものの、ビルバオの堅い守備を崩せないまま前半を終えた。

 それでもハーフタイム明け直後から立て続けに決定機を作ると、後半15分にスコアを動かす。FWリオネル・メッシのスルーパスからMFフレンキー・デ・ヨングがPA右脇に抜け出し、ダイレクトでの折り返しをニアのグリエーズマンが左足で押し込んだ。

 後半18分には左サイドのDFジョルディ・アルバが左足で絶妙なクロスを供給。ゴール前でバウンドしたボールにデ・ヨングが頭で合わせ、追加点を奪った。

 バルセロナの猛攻は止まらない。後半23分、メッシがデ・ヨングとのパス交換からPA内右に進入。巧みなタッチで2人の間を割り、左足のシュートをゴール左に流し込んだ。

 さらに後半27分、グリエーズマンとのワンツーで左サイドを駆け上がったJ・アルバがマイナスに折り返す。メッシが左足で合わせたシュートはGKウナイ・シモンに触られながらもゴールに吸い込まれ、4-0とした。

 試合はそのままタイムアップ。バルセロナが圧巻のゴールショーを見せ、歴代最多31回目の優勝を果たした。敗れたビルバオは1983-84シーズン以来の大会制覇は叶わず。異例の今月2度目の準優勝となった。

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