beacon

レアル、今夏アザール売却の可能性? 市場価値は四分の一近くまで減少

このエントリーをはてなブックマークに追加

レアルがFWエデン・アザールを売却か

 レアル・マドリーはベルギー代表FWエデン・アザールを売りに出す方針でいるようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 チェルシーで世界最高峰のアタッカーとして名を馳せ、2019年夏に鳴り物入りでレアルに完全移籍加入したアザール。エースナンバーでもある背番号7を与えられ、新たなクラブの顔としての活躍が期待された。

 しかし、初年度の開幕直前に負傷離脱すると、その後も度重なる怪我の影響もあって期待された活躍を披露することはできず。1年目は公式戦22試合1ゴール7アシスト、今季も18試合3ゴールの成績にとどまっている。

 直近ではUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でチェルシーに敗北して敗退が決定した後、古巣の同僚と談笑する映像がファンの反感を買った。とはいえ、『マルカ』によればその出来事とは関係なく、数週間前からアザールの売却について議論されていたという。

 ドレッシングルーム、そして幹部間でもアザールのパフォーマンスに対する失望が広がっており、チーム内での地位も低下しているとのこと。『Transfermarkt』によれば加入当初の市場価値が1億5000万ユーロ(約198億円)だったが、現在は4000万ユーロ(約53億円)までに低下していることも紹介された。

 とはいえ、アザールの現行契約期間は3年間残っており、レアルはチェルシーに支払った移籍金1億ユーロを完全に償却する必要があるとも。さらに、ジネディーヌ・ジダン監督だけは常にアザールを信じているとのことだが、それでもなおクラブはアザールへのオファーに耳を傾ける方針だと『マルカ』は伝えている。

●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP