セリエB史上初の女性主審が誕生…37歳マロッタ氏がレッジーナでデビュー
10日に行われたセリエB(イタリア2部)最終節において、初の女性主審が誕生した。イタリアメディア『スカイスポーツ』などが報じた。
かつて元日本代表MF中村俊輔が所属したレッジーナの本拠地スタディオ・オレステ・グラニッロにおいて、マリア・マロッタ審判員がセリエB最終節レッジーナ対フロジノーネ(0-4)の笛を吹き、セリエB史上初の女性主審となった。
37歳のマロッタ主審は、2日に行われた女子チャンピオンズリーグ準決勝チェルシー対バイエルンをともに裁いたフランチェスカ・ディ・モンテ線審らとレッジョ・カラブリアのピッチに登場。両チームに合わせて3枚のイエローカードを提示するなどして試合の進行を務めた。
マロッタ主審は試合終了後、イタリア国営放送『Rai』の地方局『TGR Calabria』のインタビューに応じると、喜びを語った。
「初めての笛に感極まったが、決意といつもの情熱をもって裁いた。決して忘れることのない1日だった。目標? 私自身だけでなく、女性審判員の仲間たちのためにも、毎週日曜日にミスなく、上手く笛を吹いていきたい」
『Rai』の報道によれば、マロッタ主審は今シーズン、セリエC(イタリア3部)の審判員として登録。最近、導入された新たな規定により、セリエBへの“昇級”が認められた。また2016年から国際審判員として活躍しており、女子EURO2022予選においても笛を吹いている。
今年3月、フランスのリーグ・アンで活躍するステファニー・フラパール主審がカタール・ワールドカップ欧州予選のオランダ対ラトビア戦を裁き、男子W杯予選の笛を吹いた初の女性審判となって話題になったばかり。ドイツにおいてもビビアナ・シュタインハウス主審が2017年にブンデスリーガでデビューを飾っている。しかしイタリアのセリエAにおける女性の進出は実現しておらず、イタリアサッカー審判員協会のアルフレード・トレンタランジェ会長が今年に入り、「2年以内にセリエAで女性が定期的に裁けるようにしたい」などと話していた。
●セリエA2020-21特集
かつて元日本代表MF中村俊輔が所属したレッジーナの本拠地スタディオ・オレステ・グラニッロにおいて、マリア・マロッタ審判員がセリエB最終節レッジーナ対フロジノーネ(0-4)の笛を吹き、セリエB史上初の女性主審となった。
37歳のマロッタ主審は、2日に行われた女子チャンピオンズリーグ準決勝チェルシー対バイエルンをともに裁いたフランチェスカ・ディ・モンテ線審らとレッジョ・カラブリアのピッチに登場。両チームに合わせて3枚のイエローカードを提示するなどして試合の進行を務めた。
マロッタ主審は試合終了後、イタリア国営放送『Rai』の地方局『TGR Calabria』のインタビューに応じると、喜びを語った。
「初めての笛に感極まったが、決意といつもの情熱をもって裁いた。決して忘れることのない1日だった。目標? 私自身だけでなく、女性審判員の仲間たちのためにも、毎週日曜日にミスなく、上手く笛を吹いていきたい」
『Rai』の報道によれば、マロッタ主審は今シーズン、セリエC(イタリア3部)の審判員として登録。最近、導入された新たな規定により、セリエBへの“昇級”が認められた。また2016年から国際審判員として活躍しており、女子EURO2022予選においても笛を吹いている。
今年3月、フランスのリーグ・アンで活躍するステファニー・フラパール主審がカタール・ワールドカップ欧州予選のオランダ対ラトビア戦を裁き、男子W杯予選の笛を吹いた初の女性審判となって話題になったばかり。ドイツにおいてもビビアナ・シュタインハウス主審が2017年にブンデスリーガでデビューを飾っている。しかしイタリアのセリエAにおける女性の進出は実現しておらず、イタリアサッカー審判員協会のアルフレード・トレンタランジェ会長が今年に入り、「2年以内にセリエAで女性が定期的に裁けるようにしたい」などと話していた。
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